4日投開票の東京都議選(定数127)は自民党が改選前の25議席を上回る33議席を獲得して第1党になりましたが、擁立候補23人全員が当選した公明党と共同での過半数には届きませんでした。
菅政権発足後、知事選や4月の衆参3選挙は敗北続きで、次期衆院選の「選挙の顔」として菅首相の資質に不安が募っていると、大きな見出しで報じられました。
菅首相は「冷静に分析し、次に備えたい」としながらも「第1党になった」と強弁していますが、当初「50はいける」との楽観論もあっただけに自民党内の受け止めは厳しいようです。
自民党が政権から転落した2009年衆院選の前の都議選ですら、今回より多い38議席だったにもかかわらず党内に衝撃が走り、当時の麻生太郎首相に「麻生おろし」が吹き荒れたことも紹介されていましたが、立憲民主党の幹部が「都議選は、勝者なき選挙で終わった」と語ったように議席数を増やした野党側の課題も明らかになりました。
17文字の中に、顔が二つ並ぶ不思議な句になりました。素人には詠めない句です。
さて、発足当時は顔の見えない菅政権でしたが、ようやく戦えないながら顔が見え出したようです。
しかし、この政権は何がしたいのか、いまだに私にはよく分かりません。
オリンピックやコロナ対策のための暫定政権という訳でもなく、かといって未来のことはほとんど語らない不思議な政権です。
都議選に話を移しましょう。
都民ファーストの会は、都知事が入院し元気がなかったですね。それが同情票に結び付いたという分析結果もあるそうですから、不思議なものです。
一方、自民党・公明党以外の野党には、戦えるだけの材料(争点)が不足していたように思います。
もちろん感染症対策が最大の争点でしたが、都というより国の問題が大きいように思います。
さて、秋の総選挙ではオリンピック後のコロナの状況によって、結果の明暗が分かれるでしょう。
しかし、もっと大切なことは、日本の勝利の姿を描けるリーダーを選ぶことです。
目先のことだけにとらわれて、投票したくはありません。
平成13年の12月から自己流で続けておりますが、今は同じ文字が二度出てくるような句にはまっております。
では、その前はどのような句にはまっていたのか、思い出せませんので、その時々の気分で好き勝手に詠んできたのだと思いますから、この先の作風?がどうなるの分かりません。
この政権も何がしたのか分かりません、政権ですから困りますね。
都議選では仰るように小池氏に対する同情票で、自民党に肉薄する結果となりましたが、ほかの方の昨日の入選句「静観の構えで都知事寝技見せ」は、言い得て妙だと思いました。
今日のニュースでは、ほぼ無観客で決まりのようですし、4度めの緊急事態宣言にはうんざりしており、どれだけ効果があるのか疑問、そのような声が聞かれました。
潔く中止することは今からでも遅くないと思います、その方が支持率が高くなって選挙結果にも結び付くのではないでしょうか。
「国民の命と健康を守る」これだけは守って欲しいです。 あっ「守」が二つになりました・・・・・