そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

高尾カタクリ自生地(埼玉・北本)

2010年04月04日 | Weblog
北本市指定天然記念物“高尾カタクリ自生地”

このカタクリ自生地は、荒川低地に開く開析谷の北斜面に位置し、江戸彼岸桜で有名な阿弥陀堂の東側にある。
 自生地に立つ案内版きによれば、「斜面林はコナラ、イヌシデなどによって構成され、台地裾には少量ながら湧水がある。大宮台地では最後に残された自生地で、カタクリ以外にもニリンソウ、ヤマユリ、カテンソウ、シュンランなども確認され、稀少となった植物群の自生地として貴重である。」と、記されている。
 しかしながら、この自生地の入口周辺は民有地でもあることもあってか廃品(ゴミ?)が散乱し、環境保全地としては目を覆いたくなるのは悲しい。
 周辺には四季折々の豊かな自然環境を見ることができる「緑のトラスト保全第8号地(高尾宮岡の景観地)」、「高尾さくら公園」や「野外活動センター」などもあります。

 

 高尾カタクリ自生地の案内版(画像をクリックしますと拡大します)
  駐車場:有(「高尾さくら公園」等の駐車場を利用)

 
崖斜面に自生するカタクリ

 
高尾カタクリ自生地全体  カタクリ自生地西側にあるの阿弥陀堂の一本桜

 
阿弥陀堂および鐘楼

高尾カタクリ自生地 地図
(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)

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