そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

日本橋川クルーズ(東京・中央区~千代田区)

2011年07月17日 | Weblog

日本橋川面から望む“お江戸日本橋”

 昨今、流行となっています東京の河川クルーズ、最近、日本橋川クルーズを体験したので紹介します。
 日本橋川は、ィキペディアによれば、
 東京都千代田区および中央区を流れる一級河川。下流には「日本国道路元標」がある日本橋が架かる。15世紀から17世紀にかけて数次の水利工事が行われた結果、現在の流路が形成。
 千代田区と文京区の境界にある小石川橋神田川から分流し南東へ流れ、中央区永代橋付近で隅田川合流する。  ほぼ全流路に渡って首都高速道路の高架下を流れている。JR水道橋駅西口近くで神田川から真南に分岐し、直後に首都高速5号池袋線の高架下に入る。靖国通りと交差後、南東方向に流れを変える。雉子橋周辺では皇居の内堀(清水濠)に30mまで接近する。直後に首都高速都心環状線の高架下となる。川面が開けるのは、日本橋を通過後、亀島川が分岐してから河口に至る僅か500m弱でしかない。

 歴史的には、関東移封後、徳川家康江戸城普請の一環として日比谷入江に直接流れ込んでいた平川を道三堀外濠に繋ぎ替えた。この内、明治以後に道三掘の西半分と外濠(現在の外堀通り)が埋め立てられた結果、残った流路が現在の日本橋川となった。
 なお、江戸幕府開幕に伴う天下普請による神田川開削で日本橋川は三崎橋から堀留橋までが埋め立てられ外堀から切り離されていた時期もあるが、1903年明治36年)に再びこの区間が開削され現在に至っている。
 日本橋川流域は水運の便がよかったことから、江戸から近代に至るまで経済・運輸・文化の中心として栄えた。周辺には河岸(かし)が点在し、全国から江戸・東京にやってくる商品で賑わった。現在でも周辺に小網町小舟町堀留町など当時を思わせる地名が残っている。

日本橋周辺ご紹介
 
日本橋(上流側)  橋の袂にある「道路元標」

   
日本橋の案内および日本橋魚市場発祥の地案内(両画像をクリックすると案内が見られます)

 
日本橋の袂にある「日本橋船着場」

日本橋川 下流地域(日本橋から)
 
三菱倉庫本店(上部構造物が船のブリッジの形をしている)  兜神社

 
鎧橋  湊橋(この手前から頭上の高速道路ともお別れ)

 
日本橋水門(奥の橋は「霊岸橋」) 日本橋川最後の橋、「豊海橋」

 
隅田川に入る 隅田川大橋および東京スカイツリーを望む 永代橋(下を潜るのは水上バス)

日本橋川 上流地域(日本橋から)
 
常盤橋(日銀本店を望む)    常盤橋は現在は人道橋

 
常磐門の石垣           きじ橋

日本橋川は神田川分流地点の三崎橋まで続くが、今回はきじ橋
千代田区九段南一丁目)までとします。

日本橋川(日本橋) 地図  

(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)