そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

出雲伊波比神社の流鏑馬(埼玉・毛呂山町)

2010年11月07日 | Weblog
疾駆する馬上から、二の的に向かって騎射する騎士

 毛呂山町の出雲伊波比神社の流鏑馬は、毎年11月3日に行われている。町のリーフレット等によると、その起源は源頼義、義家父子が奥州平定のために本神社に戦勝祈願をし、康平6年(1063)、凱旋の際に再びこの地を訪れて流鏑馬を奉納したのが始まりと言われている。
 かって、埼玉県内各地で行われていた流鏑馬も毎年行われているのは毛呂山町だけとなっている、とのこと。
流鏑馬を守り、継承するには、口取りの皆さんの馬の世話や稽古等の精進を重ねなくてはならず、このような活躍があってこそ流鏑馬が継承される大きな礎となっている。
 出雲伊波比神社の流鏑馬では一の馬・二の馬・三の馬によって奉納され、一の馬は白(源氏)を、二の馬は紫(藤原氏)を、三の馬は赤(平氏)を表しているという。
  また、騎士は町内の小中学生がつとめているのが特徴でもある。

  毛呂山町の公式H.P     駐車場:有り(無料)

 この“出雲伊波比神社の流鏑馬”をデジブックにしましたので、ご高覧頂ければ幸いです。
デジブック 『毛呂山町の流鏑馬』


出雲伊波比神社 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)