歩々清風・・・・・ゆく河の流れ

　　　　　　　　　　歩々清風・・・・小さな道の駅　夜景　
　ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水に非ず。
　淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例なし。
　世の中にある、人と、すみかと、またかくのごとし
　たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争える、高き、いやしき、
　人の住まいは、世々を経て尽きせぬものなれど、これを真かと尋ぬれば、
　昔ありし家は稀なり。或はこぞ焼けて今年作れり。或は大家亡びて
　小家となる。
　住む人もこれに同じ。所も変わらず、人も多かれど、いにしえ見し人は、
　二三十人が中に、わずかにひとりふたりなり。
　朝に死に、夕べに生きるるならい、ただ水の泡にぞにたりける。
　　　　　無常観・・・チャレンジ・・・頑張ろう