i氏の海外生活体験記

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外国人介護福祉士こもごも

2012-04-08 06:08:40 | 一般
4/7読売新聞が伝えております。

-インドネシア人女性、猛勉強で介護福祉士に-

「日本人の分け隔てない心遣いを学びたい」と話すモリナさん 武蔵村山市の介護老人保健施設「アルカディア」で働くインドネシア人、モリナ・メリナ・ロス・タンブナンさん(25)が介護福祉士の国家試験に合格し、施設職員の仲間入りを果たした。

 施設側も、まじめで入所者からの信頼も厚いモリナさんを全面支援した。今後、日本人と同様の待遇で働き、「将来は日本に家族を呼び寄せたい」と願っている。

 「言葉にならないくらいうれしい」。モリナさんは、滑らかな日本語で喜びを語った。インドネシアの看護大学を卒業後、日本語がほとんど話せないまま、EPA(経済連携協定)に基づくインドネシアなどからの介護福祉士候補者として、2008年8月に来日。6か月の日本語研修を受け、同施設で働きながら資格取得を目指して勉強してきた。

 母国で勉強したのはひらがなとカタカナだけ。そんなモリナさんに、木村恒人施設長夫妻が付きっきりで日本語を教えた。最初は小学2、3年生用の漢字ドリルから始め、翌年末には日本語能力試験の3級に合格した。

 しかし、国家試験の過去問題を初めて見たときは問題の意味が理解できず、「合格するのは無理だと思った」。特に、介護保険や年金の制度に関する問題には苦しめられた。それでもめげることなく、週4日、1日6時間の猛勉強を続けたことで、昨年末からは模擬試験の成績も上がり始めた。実際の試験問題は「過去問よりも難しくなかった。受かる自信があった」と手応えを感じたという。

 3月末に厚生労働省が発表したデータによると、95人の候補者が試験に挑戦し、36人が合格した。合格率は37・9%で、多摩地区の受け入れ施設からは2人が受験したが、合格したのはモリナさんだけだった。

 本職の介護では、苦労をみじんも見せずに明るく振る舞うモリナさんの評価は高い。その働きぶりについて同僚たちは「まじめで、人当たりがとてもやわらかい」と話す。入所者からも「やさしいし、気持ちも酌んでくれる」と評判だ。

 「学習時間を作ってくれるなど施設の皆さんの温かい支えがあったから合格できた。できる限り日本にいて介護の知識と技術を学びたい」。将来は、自分が生活基盤をつくり家族を呼び寄せるのが夢だが、経済的に不安もある。帰国することになったら、後輩たちに日本の介護の技術を教えたいとも考えている。

 意欲を見せる一方、モリナさんは「不合格になり帰国しなければならなくなった友人もいて、申し訳ない気持ちもある。施設によって勉強できる時間が異なり、サポートが必要な候補者はもっといるはず」と複雑な気持ちを語った。

 より重い職責も 介護福祉士候補者の滞在期間は、原則4年間。試験を受けるには3年以上の勤務経験が必要で、滞在中のチャンスは少ない。特例として1年延長できるが、本人の負担も大きく、東日本大震災を受けて地震を心配する家族の求めなどで帰国する人もいるという。

 合格者は、介護福祉士として勤務することを条件に日本での在留資格を付与される。3年に1回更新が必要だが、期限は設けられていない。資格取得前までは研修生として扱われ、施設運営に必要な職員数に含まれなかったが、今後は日本人と同様の雇用契約となり、施設の判断でより重い職責も任せられる。

 木村施設長は「政府は不合格だった人も一定の成績以上であれば滞在期間を延長するようだが、その分、施設にも負担がかかる。施設への大幅なバックアップと合格率を上げていく工夫が今後、必要だ」と話している。

-引用終わり-
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