私は、海外旅行はほんの数か国しか行っておりません。それもヨーロッパや北アメリカでない国を選んでいました。
しかし 70歳頃で海外旅行は諦めましたが、女房の足の事が主な原因でした。以後二人で車の一泊か二泊の旅をしましたが、75歳で自家用車の旅は終わりにし、以後公共交通機関を使う旅にしました。しかし、それも80歳頃には中止に追い込まれてしまいました。
原因はありますが、私は「老いの過程・・?」と理解しています。以後一人で、写真を撮りに程度の旅?になっていますが、いずれそれも出来なくなってくる時期が来る覚悟はできています。が、取り合えづ90歳までは、この状態で行けるよう頑張ります。
70歳で海外旅行をあきらめた訳ですが、中国、敦煌とカンボジア、アンコールワットは是非行きたいと考えていましたが、果たせませんでした。 もう、忘れてしまっていましたが、その思いが念頭にあってか、満足ではないですが映像を撮ることができました。
5世紀以降の塑像が、色鮮やかに残っていることに感動を覚えましたが、信仰の対象としてより仏教遺跡として残っているようです。インドで生まれた仏教がこうした過程を経て日本に伝来して、私が訪ねる寺院で仏たちがいきているのだなーと思いました。
敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に南北に1,600mに渡って掘られた洞窟があり、その中に2400余りの仏塑像が安置され、壁には一面に壁画が描かれています。
作られ始めたのは五胡十六国時代に敦煌が前秦の支配下にあった時期の355年あるいは366年とされる。仏教僧・楽僔(らくそん、僔は人偏に尊)が彫り始めたのが最初であり、その次に法良、その後の元代に至るまで1000年に渡って彫り続けられたと言われています。
敦煌石窟寺院の仏
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます