先週近畿地方も梅雨入り宣言が発表されて、今年もこのじめじめとした嫌な季節がやってきた～と思ったら、金曜日は肌寒い一日だったし、昨日もからっとした天気でホンとどうなってるの？と思わせる今日この頃のお天気。週間予報見てたら明日から雨の予報が出てるので、本格的に梅雨入りなのかなと思いつつ、今日は曇り空だったので、午後から美杉・飯高方面へF700GSでツーリングに出かけました。
今年のGW信州ツーリングは別のバイクで行ったので、F700GSの距離計はまだ500km。1,000km点検まではまだまだ程遠いですね。
ルート：自宅(奈良・橿原)⇒(R166・R369・R368他)⇒道の駅美杉⇒(R368・R166)⇒道の駅茶倉駅⇒(R166)⇒自宅
距離：155km
このルート、ここ数年で整備されて随分と快適になりました。でも鹿を始めとする野生動物が人里に出てくるので、要注意！調子かまして飛ばしていると鹿がひょっこり出てきてあわや衝突という、一昔前なら北海道でしか聞かれなかった出来事が起こっているのも事実なのです。
今日は、伊勢奥津でなにか猫のような動物が道を横切っていたので、減速・・・と、よく見るとお猿さんでした。近くで農作業をしている人がいるというのに、お構いなしですね。この地域でお猿さんを見かけたのは今回が初めて。というわけで、バイクから降りて観察することにしました。
お猿さんって、地域によって人見知りして逃げてしまうタイプと、うっかり目を合わせると怒って攻撃的になるタイプの2つあるようです。昔行ったことのある、宮崎県の幸島のお猿さんは後者のタイプ。知らずにじっと目を合わせると怒って来るから要注意です。あと、京都と滋賀の県境付近で見かけるお猿さんも後者のタイプ。こちらは目を合わせなくても怒って来るから、タチの悪いタイプですね。逆に奈良の吉野の山奥で見かけるのは前者のタイプで、すぐに逃げてしまうので、写真も撮らせてくれません。
では今回見た三重県はどうか・・・まぁボクがヘルメットを被りながらカメラ片手に近寄ったせいもあるかもしれないけど、逃げていったので、前者のタイプなんでしょうか。それにしても結構いるいる！6匹はいたかな？作物が植えられている田畑には動物除けの金網が張り巡らされているので、進入不可。彼らのもっぱらの目的は木の実や草花のようです。
この木には大好物の実がなっているのか、何匹もいました。ボクが善意の第三者と悟ったのかどうか分からないけど、最後の方はボクに気にすることなく、目が合っても攻撃的になることなく、この木の実をむしゃくしゃ食べていました。ちなみにお猿さんと出会ったら、目を合わせないことは鉄則ですよ。凶暴なお猿さんは相手がバイクであれ、なんであれ向かってきます。念のため・・・
昨年の秋に報告してからも、ずっと不通が続いているJR名松線の線路。ここを走っている、お猿さんの姿も見かけました。
榛原～曽爾～御杖～美杉とR369、368号線は概ねこんな感じの走りやすい道で、交通量も少なくてGood！でも道の駅美杉以東は後で紹介するような”酷道”に変わります。
道の駅美杉へ立ち寄ります。林業の町らしくチェンソーや替刃が道の駅内に売られているのはご愛敬。お猿さんのことばかり書きましたが、今日も結構涼しくて、長袖+春冬ジャンバーだと寒いくらい。この時期にしては珍しいですね。まぁ紫陽花が咲き始めていて梅雨入りしたなぁと感じます。
先ほども少し書いたように道の駅美杉以東は、走るのが大変な道”酷道”が残っています。国道の看板が無ければ舗装林道と変わらないレベル。まぁあえていうなら国道なので、石ころとか木の枝が転がっておらず清掃が行き届いている点が面目躍如といったところでしょうか。思えばボクがバイクの免許を取った頃は、まだこんな酷道が各地にあったのに、20年ほどの間で随分と整備されたなぁと思いますね。
それにしても今回、F700GSで走ってみて、軽量コンパクトなバイクはこんな道では威力発揮！前乗っていたR1200GSなら一つ一つラインを考えて走っていたのが、何も気にせずスイスイと走れるので、実に気持ちいい。パワーも十分だし、また林道ツーリングを再開してみようかなぁって気にさせられました。
道の駅茶倉駅で一休憩。最近は道の駅飯高の方が賑わっていますが、この道の駅は高台に建っていて、のんびりとこの風景が見れるから、ボクはこちらの方がお気に入り。疲れた時は2階に無料の畳スペースもあって休めます。
さらに進んで、R166の高見峠のパーキングで一休憩。R166も交通量が少ない走りやすい道。最後の三重県と奈良県境にはループ橋があって、昔からのお気に入りルート。この天気だからかバイクはほとんど見かけませんでしたね。今日走って距離計は650kmを超えました。あと日帰りツーリング1回行ったら、初回1,000km点検です。
