知念実希人著『硝子の塔の殺人』
ミステリ愛がいっぱい詰まった作品。
偏屈なお金持ち科学者(本当はミステリ作家になりたかった)が、
個性的な面々を、自分の大発明を摸して造らせた硝子館に招待。なにやら重大発表をするらしく……。
結構ミステリが好きでいろいろ読んできたので、知っているミステリの話が出てきて、
うんうん、そうそう! となる楽しい作品。かと思いきや、おどろおどろしい殺人事件が!
プロローグを読んで一日目を少し読んだ時点で、主人公(?)の一条遊馬医師に感情移入
してしまったので、最後のちょっと前ではかわいそうでかわいそうでしかたなかったんやけど、
終わってみれば、よかったなって終わ方。
でも、いろいろかわいそうな人たちはいる。
読んでいて引っかかって二度三度読んだところがやっぱりあとあと絡んでくるので、
斜め読みするともったいない! すごくおもしろい! ああ、あれってそういうことか!
みたいな。一文一文に意味がある。
いったいどんでんは何回返されたんだろうか、というくらいひっくり返るので、
一気に読んでしまう。
この作家さんの本は『死神』シリーズから入ったので、こんなすごいミステリも書くんや!
と驚きでした。
まだまだ読んでいないミステリがいっぱいあるな。
ミステリ愛がいっぱい詰まった作品。
偏屈なお金持ち科学者(本当はミステリ作家になりたかった)が、
個性的な面々を、自分の大発明を摸して造らせた硝子館に招待。なにやら重大発表をするらしく……。
結構ミステリが好きでいろいろ読んできたので、知っているミステリの話が出てきて、
うんうん、そうそう! となる楽しい作品。かと思いきや、おどろおどろしい殺人事件が!
プロローグを読んで一日目を少し読んだ時点で、主人公(?)の一条遊馬医師に感情移入
してしまったので、最後のちょっと前ではかわいそうでかわいそうでしかたなかったんやけど、
終わってみれば、よかったなって終わ方。
でも、いろいろかわいそうな人たちはいる。
読んでいて引っかかって二度三度読んだところがやっぱりあとあと絡んでくるので、
斜め読みするともったいない! すごくおもしろい! ああ、あれってそういうことか!
みたいな。一文一文に意味がある。
いったいどんでんは何回返されたんだろうか、というくらいひっくり返るので、
一気に読んでしまう。
この作家さんの本は『死神』シリーズから入ったので、こんなすごいミステリも書くんや!
と驚きでした。
まだまだ読んでいないミステリがいっぱいあるな。