Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

那智の野生・・・。

2014-02-27 13:06:41 | 紀州犬

  先回、最近の子犬達の様子のこと載せました。その中で特におもしろいことを書き忘れていたので再度載せます。

それは那智の習性というか母犬の見せる野性的な一面のことです。

  どうしても子犬達と母犬の那智との食事のタイミングがずれることがあり、那智が食事を済ませた後で子犬達の食事・・となることも多々あります、とにかくお腹をすかしてばかりの大食いの子達なのですが、ある時、那智が自分の食事の後おもむろに、すたすたと表にに出て行った後を子犬達が必死に追いすがるようについて行くので食事の準備の手を休め、しばらくその様子を見ていたら子犬達が何やら執拗に那智の口元に顔を近づけています・・その時、急に那智が食べたものを吐き出しているではないですか・・あれっ、あいつ大丈夫かなぁ・・と思った瞬間あれよあれよという間に那智が吐きだしたそれを子犬達がまるでむさぼるように綺麗に平らげてしまいました。

何のことはありません・・・要するに那智が子犬達に「こっちに来て食べよ・・・」の合図をしたようでした。

オオカミなど野生の犬科の動物が捕らえた獲物をその場で咀嚼せずに飲み込み、自分の巣まで運んでからそれを吐きだし、子供達に与える・・・というその一連の行為は何度かテレビでも見たことがありました。

それと同じようなことを家の那智がするんですよね・・・ちょっと驚きました。

その後も何度か同じようなことをやっていましたが部屋の中でされると・・・ちょっと・・・と云うことで、そういう様子が見えたらすかさず家内(彼女は観察力がとても鋭く・・犬達の様子をとてもよく見計らいます・・・)が気付き、そくさくと子犬達を引き離し、別のところで餌を与えるようにしています。

そんな野性的な一面を垣間見せてくれた、とてもおもしろい情景でした。

その那智も産後のやつれもやっと元に戻ってきて、額の皺も無くなり、体毛も復活し色艶も良くなってきました・・・同時に抜群にパワフルな運動力もです・・・・運動させるこっちが大変ですが・・・。

最近の写真貼り付けておきます・・・。

茶色の子はご近所に貰われた「小梅」です。大きくなっていました・・・。

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知らなくてもよいものは知らない方がよいかも・・・。

2014-02-26 18:05:57 | 随想・・・。

  様々な情報が飛び交う昨今、テレビは言うまでもなくネットそれに負けじと定番の新聞、週刊誌等々・・それはそれは毎日膨大な量の情報が常に我々の回りで溢れかえっています。

政治や経済の動向から様々な社会現象の話題・・・病気や医療のこと・・とても言い出したら切りがありません・・・・。

そうした中、僕は時にふっと思うことがあります。

それは「人には別段、特に知らなくても良いこととって結構あるよなぁ・・・」と云うことです。

突然例えに入りますが、某ウィルスの存在とその影響・・・とか、至近なことで云えば身の回りの微細な埃の存在・・とか何かの微生物とか・・・目に見えないダニ・・・とか・・花粉の量がどうのとか・・・です。

  何を言いたいのかと云えば、そこにそれがあること、または存在して居ること等々・・・その事を知らなければそれで意識もせずに済んでしまうもの・・・とか結構あるように思えてしょうがないのです。

強いて言えば、知らない幸せ・・のような感じです。

  良い意味でも悪い意味でも常に情報に翻弄され続けている我々現代人の宿命とでも云うものなのでしょうかね・・・。

「情報の選択と淘汰・・」などという言葉は、最早とっくに言い尽くされ今や死語でさえあるかも知れません・・が、現実に回りを見渡せば相変わらずそれに振り回され・・更にはそれを自分に当てはめ、一喜一憂し、そして揉まれ揉まれ・・・結局は何が真実なのか、また何が自分にとって最も重要なことなのかと云うことさえもはっきりとせず、取り敢えずは皆と一緒に・・・・と、しながらも訳の分からないままその膨大な情報の中に埋もれてしまう・・・どうもそれが今の我々現代人の顛末のような気がします。

少々大袈裟でしょうか・・・。

  僕が特に顕著だと思うのは病気や医療に関する錯綜した・・・と云っても過言ではない情報ですね。

因みに僕はもうずっと身体の検査・・などというものに縁がありません・・・自分では明確に自覚症状の無い病気などあるはずがない、と誰が何とどう言おうともそう信じています・・・身体との対話は常に意識していますから・・・。

  無知の知・・・とでも云いましょうか・・知らなくてそれで良かったもの・・・それで良いもの・・何か色々な場面で沢山あるような気がしてなりません。

 

 

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京都に来ています。

2014-02-24 11:10:11 | 京都のこと

今年の冬は自分的には余り寒くないなぁ・・と感じていますが、どうなんでしょうか・・・テレビで、厳しい冷え込みが云々・・・と聞いていても別段、特に寒いなぁとも感じなくて、一昔前と比べると間違いなく寒さが和らいできているということを実感しています。

京都は特にこれと云った用事がある訳ではないのですが、いつもの気分転換のようなもので、家内と那智と二匹の子犬達共々やって来ています。

  我が家の子犬達も生後3ヶ月を過ぎ、世話のやけるまっ盛りで、身体も大きくなってきて、最近は市街地での散歩もぼちぼちと始めています。

この頃は子犬達の面倒も結構楽しみになってきて、散歩しながら顔がほころんでいる自分が可笑しくなってきます。時には子犬達に一生懸命に話し掛けていて、そばを通る人が怪訝そうな・・笑みを浮かべながらこっちを見ている・・・そんなこともちょくちょくあります・・・が、僕はまったく気にしていません・・・。

散歩の距離も少しずつ長くして、色々な人や犬達と出会い、接し徐々に社会化を学ばせていますが、自慢じゃないのですが二匹とも個性はかなり違うものの基本的な性格が非常に良性を表していてすこぶる健やかに成長しています。

  正月以来久々に出会った娘や息子達のことは完全に覚えていて、他の人に対する甘え方とは全然違いその姿態には驚かされました。

  今朝は立派な若い甲斐犬と遭遇しました。この子とは以前に那智との散歩途中で出会ったことがあり、その時から、これは習性なのか・・道端で伏せて相手が近くに来るのを待ち構えるようにして目の前に来た瞬間に強烈に吼えかかって来ると云うことを知っていたので、子犬達を驚かせないようにと用心して近づき横を通り過ぎようとした瞬間、案の定猛烈に吼え掛かってきました。・・で、子犬達はと云うと何と一瞬に臨戦体制を取り、逃げるどころか二匹揃って尾っぽをしっかり立ててリードを強烈に引っ張って、相手に吼え返していました。

個々の犬の性格の強さもあるのでしょうが、犬の習性上やはり二匹でいると強気になるようで、これは余り好ましくありません。これからの課題が見つかったようです。しばらくは一匹ずつの散歩にしようと考えています。

  今日は尾鷲に戻ります。以前から知り合いの造園業者にお願いしていた「山桜」の幼木が午後に着きます。そこそこに大きい物を頼んでいたのでとても楽しみです。目通りの直径が15cm位のものですがこれが意外と安価なんです。

これで春の桜の準備が出来ました。これからも少しずつ木は増やしていこうと思っています。

キンモクセイ・・・白梅・・・ハナミズキ・・等々考えていますが問題はそのレイアウトなんですよね・・・。チョット勉強しなくてはと思っています。

そんなこんなでもうすぐ3月です・・・・そろそろ忙しくなってきます。

 

 

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最近のこと・・一日の時間。

2014-02-12 09:26:32 | 随想・・・。

ここしばらく子犬達のことに手を取られいささか参っていたのですが、今は何となく3匹との生活のリズムも出来てきて、これも悪くないなぁ・・と思える日々を過ごしています。

前にも書いたように結局2匹の子が我家に残っているのですが、最初はとてもじゃないけど3匹は大変で、自分たちの時間も取れず犬達が中心で犬達に引き回される生活を余儀なくされると思っていたのですが何かそうでもないんですよね。

要するに時間の使い方の問題であって、またその「時間」は充分にあるのです。やっぱり時間は作れますね。

1日24時間は充分余裕なのです。

例えば朝だけのことでも、普段より30分か1時間も早く起きれば、あの子達の面倒をすべて済まして自分も朝食を取り、それでもまだお昼まで4時間余りある訳で、全然どうってことはないですね。

逆にある意味、健康的であり、また一日の時間の有効性を意識するし、更にそれを高めようとしたりで何となく充実しているような、そんな気さえしています。

  犬好きは目の前の面倒な仕事も面倒とは思わず・・・と云うより、特に紀州犬のような原初的な犬には、単に愛玩的な可愛さじゃない彼らが持つ、少々大袈裟かも知れませんが時折見せる、悠久の時を経た野性味と一瞬、眼を見張るような精悍な仕草や表情、その凄みのような、そういった「趣」を間近にできる。

そう云った楽しみの方が、日々の面倒さを超えてしまう訳で、僕も最近、ふっと自分を顧みるとかなり筋金が入ってきて本格的な犬バカに近づいてきたような、そんな気もしているのです。

  それにしても家の前の段々畑の跡地がこんなに役立つとは思ってもみませんでした。これから3匹の散歩のローテーションを考える上で、ここでの放犬が可能なので相当負担が軽くなるのです。

マンションや集合住宅のような所では小型の室内犬が精一杯だろうし、ましてや紀州犬の多頭飼いなどいくら好きでも無理だろうと思います。

そういった意味で生活には若干不便でも彼らと僕たちにはとても良い環境なのです。

今日はワクチンの摂取を済ませてきました。二匹とも何も動じることなく診察台で尻尾を振っていました。先生も感心して性格の良い子達ですねと言ってくれました。

生後3ヶ月に1週間程満たない今ですが牡のコクが7.8kg,牝のコナで7.3kgありました。立派に育っています。

ヨシダさんが以前言っていたように「犬が自分にとって嫌なことをされている時にでも、その手を舐めてくる、こういった些細な場面でその子の性格の良さが判る」と云うこと最近特に目にするようになりました(親バカ^^^^^ゴメンです)

  またこうして犬の話しばかりしていますが、一面「時間」というものの不思議さ、無ければ無いし有れば有る。また作ろうと思えば作れる。忙しいから出来ないはウソ・・・何事も。

そんなことを思う訳です。この子達のお陰かなぁ。

最新の写真アップします。

 

 

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子犬達の顛末。

2014-02-07 16:29:54 | 紀州犬

  今日は我が家の最後の牡の子犬が貰われて行く、もしくはその日が決まる予定で、同時に牝の子犬も他所から手配・・・と云うことで話が進んでいたのですが、結局最終的に白紙になってしまいました。

牝子の譲渡をお願いしていた「知多之浦庵」さんにも本当に申し訳ないことでした。

残念ですがしょうがありません。やはり先方の飼育環境の点でどうしても心配な部分があり、申し訳ないのですがお断りすることにしました。場所やスペースの問題ではなく飼育に携わる人達のことが余りに気の毒なことになりそうで心配になったからです。

今日は、実際に犬の面倒を見ることになると思われる、その老人ホームの女性の職員さん達が三人で見にきてくれたのですが・・・紀州犬の大きさとか、その育成についてあまりにも初めて過ぎて、ましてや3人程で交代で仕事の合間に面倒を見なくてはならないと云うのは・・・人にとっても犬にも想像以上の大変さであり、現実問題として正直、それも「紀州犬の雄」を初めて飼うと云うのは少し荷が重いかな・・と思いました。

  帰りがけ、彼女たちに「那智」を見てもらい、大体の大きさの理解をして貰おうと思ったのですが、雄はこれより更に一回りは大きくなることを知り、少し驚いたようで・・・これは余りに気の毒だなぁ・・と僕なりに判断しました。

子犬達は今が可愛い盛りで誰しもを笑顔にしてくれます・・・。しかしこれからどんどん成長し、大きく力強くなってきます。ましてや豪の者・・紀州犬の雄・・・・交代でそこそこに飼えるような犬ではありません。これはお互い不幸だと思いそうしました。

  と云うことで結局、今の段階では2匹が家に残るということになりました(トホホ^^^^)

牡子(胡麻毛のコク)は悪ガキそのものです、重くて力強いです・・牝子(斑毛のコナ)は更に上を行く、かなりの要領者で・・ズルと云えばかわいそうですが・・・・なかなか一筋縄ではいかない達者です。遊びの中で5、60cm以上もの横っ飛びを見せてくれますよ。

さてさてこれからどうするか・・・先輩や仲間は「早く出せ・・よ、未練がましくすんなよ・・」とアドバイスをくれるのですが・・・・。

今、僕の頭の中は散歩のローテーションをどうするかで色々と錯綜しています^^^^^^。

家の前の段々畑の跡地を遊び場として子犬達に解放してやっているのですが・・これからは回りの柵などをより完全なものにしていかなくてはならないだろうし・・・「う^^^^ん」と云うところです。

読者の皆さん、まだ大丈夫ですよ、牡の紀州・・立派なものです・・骨格の大きさと頑健さは今でもはっきりと見てとれます。

誰かいませんかねぇ^^^^^?幸せな飼い主が・・・・。

将来は多分こんな感じかな・・・なれば良いのですが・・・・もっと良くなるかもなぁ・・・「コク」・・。

写真は父犬「都第三銀狼号」です(また「都多加良荘」から写真お借りしました)

 

 

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