Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

移住者達。

2018-08-22 15:27:02 | 随想・・・。

  先日、日本オオカミ協会のイベントの後片付けのお手伝いに奈良県の東吉野村に行って来ました。

ここ3週間に渡って村の小さなカフェでオオカミの絵や写真、オブジェなどを展示していたのですが、村の旧道沿いの空き家や朽ちかけた古い建物の並びの中にぽつねんとあるこのカフェは、すべて吉野杉を使った新しい綺麗な建物で、そこで働く若い女性はというと東京から夫婦でこの村に移住してきたらしく、同じ敷地のすぐ横にあるビール工房(バーもある・・)でも地元の特産ビールを作る為、またここにも関西から移住してきたと云う若い夫婦が働いていました。

  地域協力隊という国が新しい村おこしの為に推し進めている事業の一環らしいです。

そう言えば尾鷲の浦村にもそういう人達が何人か住まいしていて地元新聞等でよく取り上げられてすっかり地域に溶け込んでいるような感じですが、いやはや今や全国津々浦々に若者や高齢者も含め他所の人間がその地域に移り住むという現象が日常化しているようです。

  清流のあるこの村は夏休みの終わりと云うこともあってか役場の駐車場は県内ナンバーはもとより大阪、名古屋からの車でほぼ満車状態で多くの家族連れなどで賑わっていました。鮎釣りも盛んでしたね。

僕はと云えばこの日一日展示される終了予定の時間まで別段することもなく、付近を散策したり当のカフェでコーヒーを飲んだり蕎麦や朴葉寿司を食べたりしながら時たま彼らと会話して、どんな生活なのか、地域とは上手くやっていけているのかなど興味本位に色々と話を聞きかじりました。

入れ替わり立ち替わりカフェにはお客さんが来ます。旅行者もですが移住者が村をブラブラしながらここに立ち寄る・・そんな感じで、店に来たある少し年配の女性に聞いところによると、大体この辺をブラブラしているのはほとんど移住者の方達ですよ、という話でした。

この人口2000人位の村に結構な数の移住者がいるようで驚きましたね。

先住民との関係もとりわけ問題もなさそうだし、皆一様に楽しそうでしたね。

この村、普段は多分相当うら寂しいことだろうと思いますがね。それでもそこで生活をするというパワーには感心させられます。まぁ、ここが良いから来たのでしょうがね。

綺麗な川があり、自然豊かで夏はそれなりに楽しい場所でしょうが、冬場は雪も降れば積もりもするし随分不便なことも多々あるように思われますが、カフェの彼女はそれでももう3年ここで暮らしていると云うことでした。

因みにそのカフェはスイーツ類は二件隣の老舗の和菓子屋さんから取り寄せ、蕎麦や素麺も同じく近くのお店から取り寄せと云うことで存外持ちつ持たれつみたいで、こうして地元と繋がりを持っているいるようでした。

それであんなに美味しかったんだと納得でした。

  と云うことでなんだかんだと楽しい一日でしたね。

この東吉野村は明治期最後にニホンオオカミが捕獲されたと云われているところで、村もそのことを全面的に表に出して村の活性化に利用しようとしています。

役場の玄関にはニホンオオカミの大きな像が設置されています。

なかなか力入っているんですよね。

  ただですね・・ある村の方達との懇親会の席で、このオオカミのオブジェを見た我が協会のお偉いさん達がこれを貶すんですよね「あれってちょっと違うだろうょ・・」顔がどうとか尻尾がどうのこうのとかですね・・村の人の前でですよ・・もう困ったもんですから・・・そんなんエエやンかみたいな、と云うことでほんの冗談ですが、まったく(苦笑)ものでしたね(^^;)そんなこともありました。

この村はことニホンオオカミについては大変熱心です。

こういうところとは今後も我が協会としてもしっかり連携していきたいものですね。

 

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