Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

大手術

2019-01-14 12:43:02 | 随想・・・。

 先日は義兄が三重大病院で手術を受けるのでまるっと一日病院に詰めていました。

昨年から検査だなんだとその度に義姉から家内を通じて僕にお呼びがかかり、その都度付き添って医師とのインフォームドコンセントもほとんど僕がやり、結果は腎臓に腫瘍、裏側の血管を巻き込んでの複雑で、それも握り拳ほどもある大きさ、しかし本人には自覚症状はなし、以前から通院している別の病院での検査である数値が異常であることが判り、レントゲンやCTを撮った結果それが判明したと云うことで、急と云えば急なことで、義姉のうろたえようもよくわかります。

  本人たるや内心はどうであれ、いたって能天気でこの期に及んでまだタバコを吸ってるような始末でしたが、医者が言うには「これだけ大きくなっていると云うことは悪性としか考えられません」と云うことである意味まわりは覚悟はしました。

  ただその後の検査でも同じような見解で、とにかく大学病院でしか手術はできないのでその手配をすると云うことは決まったのですが、これだけ腫瘍が大きくなっているにもかかわらず最初から転移箇所が見つからず尿にも血液反応がなく、何度か検査をしても同様で、僕が「先生これってガンなのですかねぇ」と訊ねたら「おそらく・・」という返事でした。

ただ僕的にはどうもこれはガンとは違うのではないかという疑念がありましたね。

  結局、年を越して4日に三重大病院に入院し9日に手術が決行されることになりました。

僕らは手術は8時半からと云うことを聞いていたので朝の6時前にこっちを立ち7時過ぎには病院に着いていました、その後8時20分頃に本人は看護師と歩いて手術室に行きましたがそれからです、当初から10時間以上はかかると言われていましたがなんとまぁ約15時間・・・。

大手術でした。

僕は2、3時間が勝負で、もしもその位で出てきたらそれはちょっとヤバイかもと思ってやきもきしていましたが、お昼になっても夕方になってもなんの音沙汰もありません。

  夜9時を過ぎたらほとんどの戸締まりも終わり、何処かで清掃員の掃除機の音だけが小さく響き病院は静かになります。

結局夜中11時頃になってまわりに人影もなくなった頃、やっと手術が終わり今ICUに入ったと連絡があり、その場で主治医からその状況をパソコン画面を見ながら説明を受けたのですが、とにかくでかい腫瘍でしたね、心臓にも入り込み腸とも癒着していて心臓の方は上手く腫瘍が抜けたものの腸とは剥離できず結局腸を一部切除し、肝臓もどけた・・と云うような話でした。

これほどの肉腫は初めて見たと医者も驚いていましたし、またこれだけの時間がかった手術も滅多にないと云うことでした。

  それにしてもこんな難手術を15時間と云う長い間集中してやり抜く、その外科医達の技術と労力には心底頭が下がる思いでしたね。

いやー凄いわ!三重大病院、ホント感心しました。

  本人は寝ていて判らないものの、これって一度は死んだも同然ですからねぇ。

翌日は意識も戻って朦朧としているものの少しの会話はできたらしいのですが、あれだけ直前まで人ごとのような態度だったこの男も義姉に「ありがとう」と言って涙ぐんでたらしいです。

本人なりに大変なプレッシャーだったのでしょうね、当たり前ですが・・・。

僕はそれを聞いてまるっと一日近く待機しながらこの張り詰め緊張した時間に労力を費やしたことに対して何だか許せるようなそんな気持ちになりましたね。

  まぁお陰で「あなたが消えた夜に」という長編ミステリー完読しましたけどね・・(^^;)

でもよかったですよ本当に。

そんな事が新年早々にありました。

  まわりはどんどん動いていきますよねぇ、時は本気で過ぎてゆきます。

人と出会えば「あーあの人がこんなになぁ・・」とか「えっあの人亡くなったって?・・」とか最近急激に増えているように思えてなりません。まぁ、当然と言えば当然なのですが・・・。

  「あーあ、いつまで俺も時間の経過や歳というものに妥協せずにおられるかなぁ」そんな弱気の虫もそこはかとなく蠢いて・・ダメだダメだ!

俺はやっぱり最後まで生き抜いて皆を送るんだ!

誰もが見えなかった世界を見てなぁ・・・。

  とまぁ、そんなこと考えています。

 

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