甲子園で大分県の高校の女子マネージャーがノックの手伝いをしていて、関係者にそれを見咎められ退場させられた、というニュースがネットの画面の片隅に出ていました。少し興味があって詳しく読んでみると、なんと甲子園では女性が記録係であろうと例え今回のようにノックの手伝いであろうとグラウンドには入ってはいけないという決まりがあるらしく、あくまでもそれに基づいての判断だったらしいです。
建前上は危険・・・ということらしいのですが、そもそもそんなことは男子も同じことだし、まともな理由にもならない訳で、要するにその事実の裏側にある古くからのしきたりとか不文律・・・または因習とも云えるようなものが存在していて、今回たまたまその女子マネージャーが犠牲・・・?というか見咎められる結果となってしまい、それが急に明るみに出て注目されだした・・・とまぁそんなところなのですが、これがネットで大騒動になって、その内容がほとんど「何それ!」「相当おかしいんじゃない!」みたいな感じでスポーツ界の有名人なども含め一斉にブーイング状態になっているようです。
ただ当の監督は「知らなかったんで、ゴメン・・」と云うようなスタンスで、その事に対しての確固たる自負心や抵抗感などはまったく感じられず「よく頑張ってくれたあの子に甲子園のグランドの雰囲気を是非一度味あわせてやりたかったんだけど・・・ゴメン、そのルール知りませんでした・・」みたいな、まったく「何を脳天気なこと言ってるんや、そんな問題じゃないだろよ・・・」と僕的には映る訳です。
これってどう考えてもどこか変ですよね。
髙野山・・・?修験道・・?どこかの女人禁制的な呪縛が今時、甲子園などという全国的イベントの中で蠢いている・・・この事実に少々困惑してしまいました。
如何でしょうか、もしそうだとしたら・・・・。