Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

「新世界」より。

2016-12-19 09:34:13 | 随想・・・。

  ドボルザークではありません。大阪の通天閣界隈のことです。

2日前から家内達に先駆け一足先に京都にきていますが、今年は何故かお誘いを頂くことが多く一昨日の風呂仲間の忘年会に続き、昨日は大阪でした。が、なんとなくありがたいことですね。これは・・・。

  昨日は剣友の宮本さんが以前から計画してくれていた「新世界」界隈でのディープな忘年会でした。尾鷲から駒寿さんも駆けつけ三人で一杯やりました。

4時、環状線の新今宮駅で待ち合わせ、その後まだ日も高いし、僕のたっての希望で通天閣に昇りました。

僕は初めてです。

宮本さんは今は堺市の住人ですが元々はこの辺りがルーツで地理や昔の様子にも詳しく素晴らしいガイド振りでした。

それにしても「新世界」界隈・・・・率直なイメージとしては、こてこて、ギトギト、カオス・・いわゆる混沌、大阪という文化の坩堝、集大成・・聖地・・虚の中にある実・・みたいな、まぁ色々羅列しましたがそんな言葉しかでてきませんでしたね。

参りました。

  特に通天閣の中・・・写真屋さんがそれぞれの客に毎回毎回ニコニコとしながら同じセリフとポーズ、いや振り付けみたいですね、とにかくそれを繰り返しています。その様子を眺めていたらある女の子の接客の笑顔の目が一瞬笑っていないことに気づきました。そりゃそうでしょうね同じような光景とそれへの対応が延々と続くのですからね。

こりゃ大変だ、と思いました。正直・・・。

それにしても驚きましたね。30分ほど行列に並びましたが、その間も驚かされるというか目を覆いたくなるというと大袈裟ですが思わずうつむいてしまいそうな光景が至る所にあり、もちろん興味深いものもあるにはあるんですがね。

「ホントここまでよくやるわ・・」みたいな何度も言いますが「虚の中にある僅かな実」この表現に尽きますね。

  この通天閣で度肝を抜かれ、後は名物「串揚げ」へ、至る所にお店があるんですよね、これが・・。

どのお店もほぼ満席状態で、まだ明るい界隈はすでに酔っ払いもあっちこっちにいますし老若男女、家族連れも、まぁとにかく賑やかそのものでしたね。時間は関係なさそうみたいでしたよ(^_^;)

  その中で宮本さんお勧めの「だるま串」(元祖店から、のれん分けした店まで数店舗ありました)にお邪魔し、お腹が結構膨らんだところで二件目は寿司屋・・ここでまた刺身やら寿司やらを飲み食いし、その安さに驚き「いやーっ大阪の醍醐味だこりゃ」みたいな気分で何だかんだとワイワイ言いながら7時半頃にはお開きになりました。

新今宮の駅で別れ宮本さんは南海で、僕と駒寿さんは環状線で彼は鶴橋までで僕は次の京橋から更に京阪で京都に帰りますした。

おもしろい時間を堪能しましたね。

  通天閣の展望台から眺めた景色・・・今更ではないですがまさしく大阪ってとんでもない大都会なんだと感動すら覚えましたね。

やっぱり都市は街中で蠢いているのもいいのですが、たまには上から俯瞰して見るのも大事だと感じましたね。

それにしても大阪は凄い、あらためて痛感しました。

早い時間からの開始だったので比較的夜は長くて、帰ってからもワンコの散歩したりと案外ゆったりできました。

ただ少々食べ過ぎ・・いい歳こいてこれですから・・まったく。

またまた飲み食いの話でした。

悪しからず。

 

コメント
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