Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

1/14(日) 本日のねらい 京成杯など

2024-01-14 | 朝予想

 昨晩、関東は初雪が降って、夜は道路が凍結したところもあるようです。出先から電車で戻ってきたら、雪が積もっていてびっくりしました。これは馬券の方もびっくりするかなと、半分期待しながら(パソコンの)フタを開けたら……何と全敗。ライヴで調整のきかない予想だったとはいえ、これには少々がっくりでした。今日は気合いを入れ直して臨みます。

 今日のねらいは、中山と京都のメイン重賞です。最低どちらかは当てたいと思います、いや、ほんとに(ひきつり笑)。今朝のオッズより、枠人気とねらい馬を並べてみます。まずは、発走順で、京都の日経新春杯からです(〇数字は単勝人気順、馬名の前数字は斤量)。

 

 1/14(日) 京都11R 日経新春杯 GⅡ 芝2400ハンデ 

 〇1番人気枠=8枠  56サヴォーナ③     57.5サトノグランツ④     

 〇2番人気枠=5枠  57ブローザホーン①   55ハーツコンチェルト②

 〇3番人気枠=4枠  55レッドバリエンテ⑥  57.5ディアスティマ⑩

 〇4番人気枠=3枠  54リビアングラス⑤   56インプレス⑫   

 〇5番人気枠=7  53シンリョクカ⑦    58ヒンドゥタイムズ⑨

 〇6番人気枠=6枠  57ハーツイストワール⑧ 57カレンルシェルブル⑪

 〇7番人気枠=2枠  53ナイママ⑬ 

 〇8番人気枠=1枠  54リレーションシップ⑭

 水曜に検討したとおり、サヴォーナ中心です。もし、今日の京都競馬が147枠強勢だったら、あっさり引っ込めて、シンリョクカ狙いに変更するかもしれませんが、菊花賞経由のステップ、ハンデなど、諸条件に照らすと、最も中心視してよい馬だと思います。相手はもちろん、GⅡ戦なら無類の強さを発揮する同枠ウラ人気のサトノグランツで、斤量57.5㌔だけが問題です。あと、人気を下げるなら、妙味ありと思っていたリビアングラスがそれほど人気を下げていないので、これならば、先に挙げたシンリョクカやハーツイストワールなど、比較的人気のない馬たちに、大穴のインプレスを加えた三連勝負でいこうと思います。

 つづいて、中山の京成杯です。

 

 1/14(日) 中山11R 京成杯 3歳GⅢ 芝2000 

 〇1番人気枠=8枠  ジュンゴールド①    ダノンデサイル⑤

 〇2番人気枠=4  アーバンシック②    ロードヴェスパー⑫

 〇3番人気枠=2枠  バードウォッチャー③  レイデルラルース⑨ 

 〇4番人気枠=6枠  マイネルフランツ⑥   コスモブッドレア⑩

 〇5番人気枠=5  ハヤテノフクノスケ④  アスクナイスショー⑬     

 〇6番人気枠=7枠  ドゥレイクパセージ⑦  グローリーアテイン⑧          

 〇7番人気枠=1枠  ニシノフィアンス⑪ 

 〇8番人気枠=3枠  エコロマーズ⑭ 

 

 258枠が枠人気上位5つに収まるパターンですので、ここは最も人気のない5枠ハヤテノフクノスケから狙えるレースです。新馬ではホープフルS5着のミスタージーティーに出し抜けをくらってのクビ差負け、前走未勝利戦は5馬身差の楽勝でした。ここでは能力上位と見ます。相手は、連勝中のジュンゴールドもいいですが、同枠のウラ人気ダノンデサイルの方が前走京都2歳Sでもまれた分だけ上に来るかなと思います。あと、人気のないところでは、調教評価が抜群だったドゥレイクパセージあたりでしょうか。葉牡丹S組も1頭くらいは……という気はしますが、何せ勝ったトロヴァトーレだけが強かったレースですので、人気どおりやや割引きが必要と思います。好調のルメールさんが騎乗するバードウォッチャーも、終わってみると「また、ルメールかぁ」ということになるかも知れませんが、ここでは相手までとします。

 さて、これでメインの連敗が止まって両眼開眼となるかどうか。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当・好配当を祈ります。

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1/13(土) 本日のねらい

2024-01-13 | 朝予想

 正月開催の2週目です。有馬や金杯のときは、競馬場も人が混みいって特別な感じがしますが、今日からは「通常運転」ってところでしょうか。まだメインの馬券で両眼が開いていないので、今日は何とか1つ獲って、こちらも「通常モード」といきたいところですが、今日は所用でライヴ予想ができないので、不本意ですが、朝予想のとおりに買って結果待ちとなります。

 今日の小倉の重賞のほか、三場開催ですのでメインレースを3つ取り上げてみます。1つくらいは当たってくれないか……(願望 笑)。今朝のオッズより、まず、小倉・愛知杯から枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順、馬名の前数字は斤量)。

 

 1/14(日) 小倉11R 愛知杯 牝馬GⅢハンデ 芝2000 

 〇1番人気枠=7枠  54ミッキーゴージャス①  54セントカメリア②

 〇2番人気枠=3  55ウインピクシス④    53タガノパッション⑨  

 〇3番人気枠=2枠  55コスタボニータ③    

 〇4番人気枠=5枠  53ローゼライト⑤        54ルージュスティリア⑧

 〇5番人気枠=4  51アレグロモデラート⑦  52ミスフィガロ⑩     

 〇6番人気枠=8枠  54フラーズダルム⑥         49テリオスマナ⑭         

 〇7番人気枠=6枠  55エリカヴィータ⑪         51エニシノウタ⑬

 〇8番人気枠=1枠  53グランスラムアスク⑫  

 セントカメリア狙いです。①人気のミッキーゴージャスと同枠のウラ人気馬で、現在②人気はちょっと被りすぎの印象ですが、前走の脚や過去に戦ってきた馬たちを考えると(11日木のブログ参照)実力上位は明らかです。ミッキーゴージャスには修学院Sで遅れをとりましたが、向こう正面で後方からまくり上げて直線の脚を失ったと考えれば、前走の方がこの馬本来の走りともとれますので、ここで何とか初重賞獲りを決めてくれると期待します。乗り代わりの西村くんは、夏の小倉・博多Sで同馬に騎乗して、②人気で見せ場なく12着に終わりましたので、今回は挽回してほしいと思っています。相手は当然ミッキーゴージャスですが、ハンデ戦だけに軽量の馬たちも相応に押さえておこうと思います。なかで、53タガノパッションは今回調教の評価がまったく芳しくありませんが、小倉の成績が0・0・4・2なので、3着に粘るかもしれません。

 


 あと、2つ、京都と中山のメインレースは一覧だけ載せておきます。

 

 1/13(土) 京都11R 淀短距離S opL 芝1200 

 〇1番人気枠=4枠  ビッグシーザー②     

 〇2番人気枠=3枠  ゾンニッヒ① 

 〇3番人気枠=8枠  ショウナンハクラク⑤  カルネアサーダ⑧    スコールユニバンス⑨

 〇4番人気枠=2枠  ボンボヤージ④     キャプテンドレイク⑥   

 〇5番人気枠=7  エクセトラ③

 〇6番人気枠=6枠  ホウオウノーサイド⑪  メイショウソラフネ⑦     

 〇7番人気枠=5枠   

 〇8番人気枠=1枠  

 

 

 1/13(土) 中山11R ニューイヤーS opL 芝1600 

 〇1番人気枠=1枠  ダノンティンパニー①

 〇2番人気枠=6  フィールシンパシー⑤     ショウナンマグマ⑨

 〇3番人気枠=4枠  パラレルヴィジョン②  ゴールデンシロップ⑫ 

 〇4番人気枠=2枠  リューベック③     スパイダーゴールド⑤

 〇5番人気枠=7  アナゴサン⑧      アライバル⑩     

 〇6番人気枠=5枠  グラティアス⑥          

 〇7番人気枠=8枠  アサヒ⑦              

 〇8番人気枠=3枠  コンバスチョン⑪ 

 


 

 さて、どうなりますか。結果は夜に帰宅してからのお楽しみです。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当・好配当を祈ります。

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1/12(金) 今週の追い切り情報 まとめ

2024-01-12 | 調教

 今日は今週土日に組まれている重賞レースに出走する馬たちの調教情報を集めてみます。先週は、正月競馬らしく?一番手評価の馬が “ことごとく” 外れましたので、他力本願とはいえ、よくよく吟味してかからないといけないと、改めて慎重にいこうと思っています。いつもながらWebに情報を上げておられる方々には感謝しています。長くなるので、今回も調教時計は省きます。

 

 土曜 小倉11R 愛知杯 牝馬GⅢ 追い切り情報まとめ 

 ★★★★★ 5.0  ミッキーゴージャス  アレグロモデラート 

 ☆★★★★ 4.5  コスタボニータ

  ★★★★ 4.0  ルージュスティリア

  ☆★★★ 3.5  ローゼライト  

   ★★★ 3.0  ウインピクシス    テリオスマナ     フラーズダルム

           ミスフィガロ    

 

 前走修学院S1着のミッキーゴージャスと同6着のアレグロモデラートの2頭が高評価です。前走は同斤量53㌔でしたが、今回は54㌔と51㌔でハンデ差が3㌔あるので、同等か、ひょっとしたらアレグロの方が前に出るのではと期待させます。同じレースを走って5着だったセントカメリアは、昨日のブログでねらいの馬として取り上げましたが、追い切り評価は上に上がった馬たちの次くらいです。中2週と間隔がつまっているので、現状維持程度に抑えたと解釈していますが、上がり目は乏しい感じです。惑星は、前走エリザベス女王杯12着のローゼライトと最軽量49㌔のテリオスマナでしょう。明日の気配には要注意だと思います(残念ながら明日は所用でライヴ予想ができません)。

 


 日曜 京都11R 京都金杯 GⅢハンデ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0  

 ☆★★★★ 4.5  シンリョクカ     サトノグランツ    レッドバリエンテ

            ハーツイストワール  

  ★★★★ 4.0  サヴォーナ  

  ☆★★★ 3.5  ブローザホーン     

   ★★★ 3.0  ヒンドゥタイムズ

 

 明け4歳牝馬のシンリョクカが一番手評価です。昨年は2歳時の阪神JF2着のイメージに縛られて、成績上はあと一歩でした(実際まだ1勝馬の身です)が、ここはオークス5着の実力を再披露する格好の舞台でしょう。サトノグランツもGⅠが壁になっているものの、GⅡ以下での実力は確かですから、有力な一頭にはちがいないでしょうが、ハンデ57.5㌔がどの程度影響するか。水曜のブログで個人的に一推ししたサヴォーナはまずまずの評価なので、次位のブローザホーンとともに好走を期待したいと思います。ハーツコンチェルトは実績的に人気になりそうですが、今回の出来はイマイチとする評者が多かったので、ここでは名前を出しません。あともう一頭、菊花賞4着のリビアングラスも、中にはA評価をする向きもありましたが、平均するとあまり評価は高くありません。荒れる正月競馬でハンデ54㌔はちょっと怖い感じもありますが、どうでしょうか。

 


 日曜 中山11R 京成杯 3歳GⅢ 追い切り情報 まとめ 

★★★★★ 5.0+α  ドゥレイクパセージ  

 ★★★★★ 5.0   アーバンシック    ハヤテノフクノスケ

 ☆★★★★ 4.5   レイデラルース   

  ★★★★ 4.0  

  ☆★★★ 3.5   アスクナイスショー     

   ★★★ 3.0   ダノンデサイル    ジュンゴールド    グローリーアテイン

             バードウォッチャー    

 

 ドゥレイクパセージが抜けた高評価です。前走芙蓉S①人気3着から3ヶ月半ぶりのレースになりますが、春のクラシックへのステップとしてきっちり仕上げてきた印象です。これに続くのが2連勝中のアーバンシックと関西馬のハヤテノフクノスケです。ドゥレイクがいなければ軸馬候補に十分な出来です。前走、葉牡丹賞組からはレイデラルースがまずまずの評価で、引き続き好走を期待できそうです。個人的に火曜のブログで推したバードウォッチャーは、上の一覧にぎりぎり名前が滑り込んだという印象です。ルメール騎乗であまり人気を被るようだとちょっと危険かも知れません。その他、ダノンデサイルとジュンゴールドの関西馬は順調ですが、前走サウジアラビアRC5着のエコロマーズは出頭15頭では数値平均が最低でしたので、今回は苦しいかも知れません。

 


 正月3日間開催はメインレースの馬券成績が今ひとつでしたので、今度は何とか巻き返したいところです。あまり入れこまないようにして、宮田式馬券術で「機械的に」やろうかと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて一日無事でありますように。

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1/11(木) 小倉・愛知杯の展望

2024-01-11 | 分析

 愛知杯(中京)なのに、何で小倉でやるのかと思っていたら、阪神競馬場がスタンド工事をするため、玉突きで小倉に開催が回ってきたようです。なるほど、存じませんでした。冬の牝馬のハンデ戦とくれば、これはたぶん人気同士では決まらないだろうと予感しますが、小倉と中京では形態が違いすぎるので、過去のレース・データがあまりあてにできないのは困ったことです。しかしまあ、可能な範囲で事前の分析をしてみます。

愛知杯【2024年1月13日小倉11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

愛知杯の過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月13日小倉11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 過去には、2020年に一度小倉でレースがおこなわれたことがありますが、あとは中京開催です。また、1月中旬のこの時期に施行になったのは2016年以降ですので、参考までですが、過去8年間の3着以内の馬の傾向を以下に見てみます。

 

1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬

 ・56.5㌔   1頭

 ・56㌔     2頭

 ・55.5㌔   2

 ・55㌔     2頭 

 ・54㌔     5頭(セントカメリア フラーズダルム ミッキーゴージャス ルージュスティリア

 ・53㌔     7頭(グランスラムアスク タガノパッション ローゼライト

 ・52㌔     3頭

 ・51㌔     1頭

 ・50㌔     1頭

 今年は重賞勝ちの馬がエリカヴィータ1頭で、斤量55.5以上の馬はいませんから、(ハンデキャッパーからすれば)あまり差のないメンバーがそろった実力伯仲のレースでしょう。となれば、過去の傾向どおり、斤量53・54のハンデの馬に目が行きます

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇エリザベス女王杯 5頭 (ローゼライト⑮12着)

 〇ターコイズS   4頭 (ルージュスティリア⑩9着 ウインピクシス⑨16着

 〇秋華賞      2頭 (※該当なし

 〇中日新聞杯    2頭 (※該当なし

 〇カウントダウンS 2頭 (※該当なし)

 ちなみに、レース間隔で見ると、一番多いのは中4週、次いで中10週中3週です。今回で言えば、(中4週)該当なし、(中10週)エリザベス女王杯と修学院S、(中3週)ターコイズSとディセンバーS、となります。

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 〇4歳 6頭   〇5歳 11頭   〇6歳 5頭   〇7歳 2頭

 5歳が中心です。今回7歳以上の高齢馬はいませんので、5歳を主軸と見るとしても、どの馬にもチャンスはあるようです。

 

4)血統

 競馬ラボの血統分析を参考にして、2022年1月以降の小倉芝2000mの種牡馬成績を見ると、サンデー系(特にディープインパクトエピファネイアハービンジャーの産駒が好成績を上げています。2月におこなわれているopの関門橋Sを参考にすれば、昨年勝ったディープモンスターはディープインパクト産駒ですから、確かにディープの血脈がいい感じに映りますが、同レースの過去10年のデータを見ると、父系母系にノーザンダンサーの血脈が目立つ印象です。

関門橋ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年2月5日小倉11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 そこで、一応、父系にサンデー系とエピファネイア、母系にノーザンの血脈がある馬を拾ってみると、

ディープインパクト系 × 母父ノーザンダンサー系 

 ・グランスラムアスク:父ディープインパクト/母父Storm Cat(ノーザンダンサー孫)

 ・ニューノーマル:父キズナ/母父Scat Daddyノーザンダンサー系)

 ・フラーズダルム:父キズナ/母父ホワイトマズルノーザンダンサー曾孫)

 ・ルージュスティリアディープインパクト/母父Storm Cat(ノーザンダンサー孫)

 

エピファネイア × 母父ノーザンダンサー系 

 ・テリオスマナ:父エピファネイア/母父デインヒル(ノーザンダンサー孫)

 

5)JRAのデータ分析

 上の分析と重なりますが、JRAのHPで強調されている点は以下のとおりです。データ分析:愛知杯 今週の注目レース JRA

 ①前走5着以内馬が優勢。

 ②前走距離2000m以上が優勢。

 ③5歳馬優勢、6歳馬やや劣勢。

 上の条件を満たすのは、セントカメリア、次点がミッキーゴージャス(4歳)、エリカヴィータとコスタボニータ、ニューノーマルが距離不足といったところです。

 

6宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・ウインピクシス     4・2・1・6

 ・エリカヴィータ     2・0・0・9

 ・コスタボニータ     4・3・2・5

 ・セントカメリア     4・2・0・7

 ・テリオスマナ      2・1・2・12

 ・ローゼライト      4・0・5・20

  

7)結論

 下調べをする前は、前走重賞組からハンデの軽い馬を狙うつもりでしたが、前走サンタクロースSの勝ちっぷりを見るとセントカメリア好勝負になる気がします。前走は展開が見事にはまった感じはありますが、あの末脚は重賞クラスでも十分通用しそうです。まだ3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、一昨年の中京・あずさ賞では、同世代の牡馬ガイアフォースとマテンロウスカイに1馬身以上差をつけて勝ち、続く新潟・月岡特別ではラーグルフに半馬身差の2着ですから、他の重賞組から1㌔減の54㌔で走れる今回は有利と見ます。小倉は去年の夏、博多Sで②人気に支持され12着に敗れましたが、自身最も重い馬体重で臨んだレースでしたし、それで人気が下がるようなら、かえって好都合です。血統も、父ドゥラメンテはキンカメ系ですが、母系にノーザンダンサーの血脈があるので底力に期待します。

 相手としては、このセントカメリアに前走修学院Sで勝ったミッキーゴージャス、エリザベス女王杯⑮人気12着のローゼライトあたりに目星をつけています。あとは紫苑S3着の過去があるミスフィガロが52㌔で激走しないか……というところでしょうか。コスタボニータやエリカヴィータも力的には上位でしょうけれども、今回はハンデ55㌔で一枚割り引きかなと思います。

 ということで、3日間開催があると週の展開が早く、明日はもう金曜なので、追い切り情報を集めてみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も何とか乗り切っていきましょう。

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1/10(水) 日経新春杯の展望

2024-01-10 | 分析

 正月の3日間開催は忙しかったですね。今日はもう追い切りをかける週中の水曜です。寒さもありますし、順調さを欠く馬が出て来るかも知れません。今日は日曜京都のハンデ戦を検討してみます。ここ3年は中京で施行され、人気薄が絡んで好配当が続きましたが、京都に戻って落ち着くのか、それとも荒れる正月競馬の流れを引き継いで、このレースも波乱となるのか。メンバーを眺めると、明け4歳馬たちに好メンバーがそろい、なかなか興味津々です。

日経新春杯【2024年1月14日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

日経新春杯の過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月14日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 京都開催は4年ぶりとなりますが、中京開催分を含めた過去10年間と、京都開催だけの過去10年と、両方の3着以内の馬の傾向を見てみます。

 

1)斤量(ハンデ) Aは中京を含む10年Bは京都のみ。( )内は今回の該当馬

              

 ・59㌔     1頭  

 ・58.5㌔        1頭

 ・58㌔     1頭  2頭

 ・57㌔     1頭

 ・56.5㌔   1頭  2頭

 56㌔     6頭  9頭(インプレス サヴォーナ

 55㌔     9頭  7頭(ショウナンバシット ハーツコンチェルト レッドバリエンテ 

 ・54㌔     4頭  3頭

 ・53㌔     2頭  1頭

 ・52㌔     4頭  4頭

 ・51㌔     1頭  1頭

 

 去年は59㌔を背負ったヴェルトライゼンデが勝ちましたが、これは例外の部類で、トップハンデが勝ったのは2012年のトゥザグローリーの58.5㌔と、過去13年で2度しかありません。データ傾向にしたがえば、斤量55・56㌔の中位ハンデの馬からねらうのが「常道」です。

 以下は、中京を含む過去10年間のデータ傾向となります。

 

2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇菊花賞      4頭 (サヴォーナ⑦5着 ハーツコンチェルト⑤6着 サトノグランツ③10着)

 〇グレイトフルS  3頭 (リビアングラス②7着

 〇オリオンS    3頭 (※該当なし

 〇東京優駿     2頭 (※該当なし

 〇中日新聞杯    2頭 (カレンルシェルブル⑥10着)

 〇愛知杯      2頭 (※施行日程等変更

 

 ちなみに、レース間隔で見ると、一番多いのは中4週、次いで中5週、中2週、中11週です。今回で言えば、(中4週)カレンルシェルブル、ナイママ、(中2週)リビアングラス、(中11週)菊花賞組、となります。

 

3)性齢 ※頭数は延べ数

 〇4歳 11頭   〇5歳 9頭   〇6歳 10頭  ◇牝馬 3頭  ◇騸馬 0頭

 過去10年ではすべて4歳から6歳までで、高齢馬の出番はない感じです。ディアスティマ、ハーツイストワール、ヒンドゥタイムズらにとっては苦しいデータです。

 

4)血統

 これはサンデー系でもステイゴールドの血脈が好相性のレースですが、今回のメンバーには該当馬はいません。次位評価では、やはりディープインパクト系と、かつてのトニービン血脈の勢いを買ってハーツクライ系でしょうか。一応ピックアップしますが、大半の馬が該当してしまうので、あまり気にしなくてもいいのではと思えます。

ディープインパクト系

 ・インプレス:父キズナ/母父ロベルト系

 ・サトノグランツ:父サトノダイヤモンド/母父Danzig系(=ノーザンダンサー系)

 ・サヴォーナ:父キズナ/母父Danzig系(=ノーザンダンサー系)

 ・ショウナンバシット:父シルバーステート/母父Sadler’s Wells系(=ミスプロ系)

 ・シンリョクカ:父サトノダイヤモンド/母父キングカメハメハ(ミスプロ系)

 ・ディアスティマ:父ディープインパクト/母父ミスプロ系

 ・ナイママ:父ダノンバラード/母父ジャングルポケット(トニービン=グレイソヴリン系)

 ・リビアングラス:父キズナ/母父ミスプロ系

 ・レッドバリエンテ:父ディープインパクト/母父ミスプロ系

 

ハーツクライ系

 ・ハーツイストワール:父ハーツクライ/母父ダマスカス系

 ・ハーツコンチェルト:父ハーツクライ/母父ミスプロ系

 

5)JRAのデータ分析

 JRAのHPで強調されている点は以下のとおりです。データ分析:日経新春杯 今週の注目レース JRA

 ①キャリア21戦以内。

 ②大敗直後はNG:前走8着以内必要。

 ③前年以降2着以内の戦績必要。

 ④前走の距離2000m超が優勢。

 上の条件を満たすのは、サヴォーナハーツコンチェルトリビアングラスレッドバリエンテの4頭です。

 

6宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・サトノグランツ     4・1・0・3

 ・サヴォーナ       3・3・1・4

 ・ディアスティマ     5・3・3・6

 ・ナイママ        2・1・2・30

 ・ハーツイストワール   5・8・0・6

 ・リビアングラス     3・0・1・3

  

7)結論

 前走菊花賞組を有力と見ます。人気になるのはハーツコンチェルトだと思います。斤量55㌔は恵まれたと思いますが、昨春のダービー3着までの経緯を見ると、叩いてからの方がよい馬という印象もあるので、狙うならむしろ菊花賞最先着のサヴォーナの方だと思います。ハーツより1㌔重いですが、うまく先団につけられれば、神戸新聞杯2着の脚を再現してくれるでしょう。グレイトフルS②人気7着で、今回人気を下げそうなリビアングラスも、ハンデ54㌔はねらいごろだと思います。あとは、軽量牝馬のシンリョクカと、前走京都大賞典では心房細動を発症して競走中止になったブローザホーンの巻き返しでしょうか。サヴォーナもそれなりの人気順になると思いますが、人気中位くらいの馬同士で決着して、人気薄が1頭絡む三連馬券になってくれるとうれしいのですが……。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日はなぜか小倉でおこなわれる愛知杯を見てみようかと思います。寒い中ですので、何とか体を温めて乗り切りましょう。

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