Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

11/20(月) JCの展望

2023-11-20 | 予想

 

 11月も下旬となり、秋の東京競馬もいよいよ大詰めです。次の日曜は国際GⅠ競走のジャパンカップが行われますが、今回外国馬はフランスのイレジンが参戦してくれるので、2019年以来の日本馬だけのレースは回避されました。しかし、多くのファンのみなさんが思っているとおり、国際GⅠとしてこのお寒い状況では、いくらイクイノックスやリバティアイランドが参戦するといっても、興ざめします。出走馬の半数までとは言いませんが、強い海外馬が大勢参戦するから国際GⅠと認知されるんで、乗り役ばかり外国人騎手でお茶を濁して、馬の方は地方馬を集めた実質「全日本選手権」では、よくやる「外国騎手招待のジョッキーシリーズ」と大差ありません。「そんなこと言ったって、来てくれないんだから、しょうがないじゃん」じゃなく、何か対策を考えないと、このままではどんどん斜陽化する一方です。賞金や待遇をよくしてもダメなら、東京競馬場だけ芝を全面張り替えするしかありません。それくらいの「覚悟」でやらないとダメなんではないかと思います。でも、何とかしないとと思っていても、そこまでやらないのは、国内需要だけでJRAの商売が成り立つからなんでしょうね。ここにも日本産業の「ガラパゴス化」を見るようで、何とももどかしいです。

 さて、昨日のレースの反省を書く前に余計なことを書きすぎましたが、昨日のマイルCSは、秋のGⅠレースとしては初めて「波乱」となりました。朝予想では6枠のレッドモンレーヴを推しましたが、昨日の京都の枠連の動きが147枠強勢に映りましたので、あっさり1枠のモレイラ騎乗・ソウルラッシュに軸を替えたら2着でした。しかし、ムーア騎手が落馬負傷で乗り替わりになったナミュールは、「こりゃあかん」と思って切ってしまったら、何と差し切られてこちらが1着。残念ながらまたしても馬券は獲れずに終わりました。替わりに乗った藤岡康くんには全く失礼なことをしてしまって、大反省です。しかし、シュネルマイスター7着、セリフォス8着という結果を見て、競馬はちょっとしたことで「紛れ」があると改めて思いました。そこを「常勝」するんですから、JC出走予定ののイクイノックスとリバティアイランドの両馬は相当強いということなんでしょう。

 さて、では今秋の東京開催最後の大一番、ジャパンカップの検討に移りましょう。イクイノックスとリバティアイランドの「対決」という構図は揺るがないのか、それとも京都・マイルCSの波乱が東京にも波及するのか、過去10年の3着以内馬のデータから紐解いてみたいと思います。

ジャパンカップ【2023年11月26日東京12R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

ジャパンカップ(国際招待)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月26日東京12R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇天皇賞・秋     15 (イクイノックス①1着 ダノンベルーガ④4着 ドウデュース②7着 エヒト⑪8着)

 〇京都大賞典       4 (ディープボンド①3着 ヴェラアズール⑥7着 インプレス⑪12着

 〇秋華賞         3頭 (リバティアイランド①1着

 〇アルゼンチン共和国杯  2頭 (テーオーロイヤル⑦10着 →回避)

 〇神戸新聞杯       2頭 (※該当なし

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 7頭   〇4歳 11頭   〇5歳 11頭   〇7歳 1頭 / 〇牝馬6頭

 4・5歳が中心です。3歳の7頭うち4頭は牝馬なので、リバティアイランドはデータ的に有利と考えてよさそうです。

 

3)血統

 父ディープインパクト(及びハーツクライなど、サンデーサイレンス系)が主流で、母系はキングカメハメハなど、Mr.Prospectorといったところでしょうか。この血脈に該当するのは、トラストケンシン1頭、父・母父が逆パターンの血脈もエヒト1頭です。父の血統だけならば、7頭が該当します。

トラストケンシン(父ハーツクライ/母父エルコンドルパサーはMr.Prospectorの孫)


エヒト(父ルーラーシップはキングカメハメハの子/母父はディープインパクト)


イクイノックス(父キタサンブラックはサンデーサイレンスの孫)

インプレス(父キズナはディープインパクト産駒)

ショウナンバシット(父シルバーステートはディープインパクト産駒)

ダノンベルーガ(父はハーツクライ)

チェスナットコート(父はハーツクライ)

ディープボンド(父キズナはディープインパクト産駒)

ドウデュース(父はハーツクライ)

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析にさして目新しいことは書いてありませんが、以下の点が強調されています。

データ分析:ジャパンカップ 今週の注目レース JRA

  ①内寄りの枠が好成績

  ②上位人気馬が強い

  ③前走がJRAのGⅠ上位組が強い

  ④東京芝2400の好走実績のある馬が強い

  ⑤海外所属騎手騎乗の日本馬の活躍が顕著

 などとなっています。①②はまだわかりませんが、その他の3条件をクリアして浮上してくるのは、スターズオンアース(ビュイック騎乗)とダノンベルーガ(モレイラ騎乗)です。昨日のマイルCSで騎乗馬を2着にもってきたモレイラが乗る分、後者は人気になってしまいそうなので、個人的には前者のスターズオンアースの方により注意しておきます。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。最近、ちょっと冴えませんけど(笑)。

 ・インプレス       4・1・1・7

 ・ウインエアフォルク   4・1・1・23

 ・エヒト         6・3・3・17

 ・クリノメガミエース   6・1・6・10

 ・ショウナンバシット   3・1・1・4

 ・ダノンベルーガ     2・1・1・5

  

 イクイノックスリバティアイランドは別格だと思いますんで、それ以外からねらいを立てるとしたら、条件的にはダノンベルーガがいい感じです。JRAのデータにも合致していますし、鞍上モレイラは魅力です。ただ、騎手で人気を被りそうなので、上に書いたように、個人的にはスターズオンアースの方を評価したい気持ちです。でも、まあ「人気薄」になるような馬ではありませんので、この4頭のボックス馬券ではトリガミ必至ですかね(笑)。あとは調教具合などを見ながら、もう少し詰めてみます。宝塚記念のスルーセブンシーズのような意外性のある馬を探せればいいのですが。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。JCが終わると、師走も間近です。今年もとうとう残り1ヶ月。馬も速いし、人生も早いです。今週もがんばっていきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/19(日) 本日のねらい マイルCS

2023-11-19 | 予想

 昨日は肝心の東京スポーツ杯2歳Sが「大外れ」でしたが、福島11RのキビタキSがちょっと悔しかったですね。朝は買う気のなかったファイアダンサーが、調べて見ると、けっこう福島巧者のように思えてきて、枠連も258枠が強勢に映ったので、軸はこれだ、とエイシンフェンサーの4枠を諦め、2枠のこちらに乗り換えたところまではよかったのですが、5枠の裏人気馬・メイショウツツジを切ってしまって……。いやぁ、三連複8万超、三連単50万超ですからねぇ。当てていたら久しぶりにスカッとしていたところでしたが、残念。やっぱり「穴はメイショウ」ですねぇ。

 今日はいよいよ今秋の京都競馬最後のGⅠですので、すっきり当てて、JPに進みたいです。では、今朝のオッズより、枠人気とねらい馬を並べてみます(〇数字は単勝人気順)。

 

 11/19(日) 京都11R マイルCS GⅠ 芝1600 

 〇1番人気枠=5枠  シュネルマイスター①   マテンロウオリオン⑬

 〇2番人気枠=6枠  セリフォス②       レッドモンレーヴ⑦

 〇3番人気枠=4枠  エルトンバローズ③       

 〇4番人気枠=1枠  ソウルラッシュ④  

 〇5番人気枠=8  ナミュール⑤           

 〇6番人気枠=3枠  ダノンザキッド⑥     ジャスティンカフェ⑧

 〇7番人気枠=2枠  

 〇8番人気枠=7枠  

 4年ぶりに舞台が京都に戻ってどうなるかということをずっと考えています。世代的に6歳以上の馬の参戦がないので、新装なった春の京都開催を使っていない馬は、すべからく京都競馬場は初体験なわけで、端的に言って、4月のマイラーズCに出走していない馬には、適性を含めてみな未知の要素があると思います。

 マイラーズCを経験した組では、やはりシュネルマイスターが繰り出した上がり32.9の末脚は強烈で、前走の毎日王冠でも、届きそうもない位置から末脚を伸ばして3着に来ましたので、外差しが決まる今の京都を考えると、ルメールも乗ることですし、①人気になるのもわかります。ただ、これまでセリフォスに2敗しているように、好位差しの実力馬にあと一歩届かないシーンが続いています。今回も前走毎日王冠と同様あと一歩届かないのではと危惧します。となると、セリフォスの連覇ということになりますが……。リピーターの多いこのレースですし、この舞台で活躍する4歳世代であり、鞍上が川田で、追い切りも抜群となれば、難点を探しても休み明けくらいしか見当たりません。「二頭対決」、またしても、ルメール vs 川田で決まりと見ていいのかも知れません。

 しかし、あえて狙ってみたいのは6枠セリフォスのウラ人気馬になっているレッドモンレーヴです。6月の安田記念では上の二頭には水を空けられ、6着でしたが、マイルの一線級とは初めての手合わせでしたし、今回出走するソウルラッシュやイルーシヴパンサーらには先着しているわけで、たぶん現在の人気順(⑦人気)よりも上に来るのは間違いないでしょう。4歳世代でもありますし、けっこう二頭に迫って、運が向けば前に出るシーンがあるのではと期待します。

 相手には今の京都の外差し傾向を考慮して、末脚のいい馬を押さえておこうと思います。マテンロウオリオンはGⅠではすでに底が知れた感じもありますが、去年の3歳NHKマイルCでは4着だったセリフォスをほぼ最後方から交わしての2着でしたから、可能性がゼロではないと思います。

 ついでですが、東京11Rの霜月Sも一覧だけ貼り付けておきます。1年ぶりに復帰するデシエルトの具合に問題がなければ、「幻のGⅠ馬」ギルデッドミラーに勝っているわけだし、ここでは文句なしの中心馬ですが、今朝の時点で単勝2.5倍というのは、ファンの半信半疑な気持ちをよく表していると思います。私のねらいは、ここも同枠ウラ人気のフルムの方です。

 11/19(日) 東京11R 霜月S opL ダート1400 

 〇1番人気枠=5枠  デシエルト①      フルム③

 〇2番人気枠=4枠  パラレルヴィジョン②  サクセスローレル⑧

 〇3番人気枠=7枠  サンライズジーク⑤   メイショウダジン⑩  

 〇4番人気枠=3枠              テイエムアトム⑦    

 〇5番人気枠=8  レッドゲイル④   

 〇6番人気枠=1枠              レッドヴェイロン⑭   

 〇7番人気枠=6枠                

 〇8番人気枠=2枠  

 

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。強風も収まり、好天の下にGⅠレースを迎えられそうです。どんな決着になるか、楽しみですね。みなさんの好配当・高配当を祈ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/18(土) 本日のねらい 東京スポーツ杯2歳Sほか

2023-11-18 | 予想

 ※福島11RキビタキSのレース名が間違っていましたので訂正しました。

 昨日はけっこうな量の雨が降りました。現在?東京競馬場は芝・稍重、ダート不良、京都競馬場は芝・重、ダート不良です。良馬場の競馬がここ1ヶ月余り続いてきましたが、今日は風もけっこう強いようですし、何やら不穏な空気が漂います。

 今日はまず東京のメイン、GⅡ東京スポーツ杯2歳Sから検討してみます。今朝のオッズより、枠人気とねらい馬を並べてみましょう(〇数字は単勝人気順)。

 11/18(土) 東京11R 東京スポーツ杯2歳S 2歳GⅡ 芝1800 

 〇1番人気枠=7枠  シャンパンマーク④   シュトラウス⑤

 〇2番人気枠=8枠  フォルラニーニ②    テリオスルル⑩

 〇3番人気枠=3枠  ファーヴェント①  

 〇4番人気枠=5枠  ショウナンラプンタ③    

 〇5番人気枠=4  ミカエルパシャ⑥   

 〇6番人気枠=6枠  ガイアメンテ⑦   

 〇7番人気枠=2枠  サークルオブジョイ⑧               

 〇8番人気枠=1枠  

 馬場は回復すると思いますが、開催が進んで表面も荒れてきていますし、ここは末脚勝負のスピードのある馬よりも、先行して抜け出せる馬の方を主軸に据えようと思います。となると、②人気になっていますが、ルメール騎乗のフォルラニーニ中心でいい感じです。前走、中山稍重2000の全体時計はさほど早くありませんが、二番手から抜け出し、ムチを入れずに完勝しました。上がりの34.6は同日の紫苑Sを勝ったモリアーナの34.3を考えると、2歳としては上々だと思います。相手は、上位人気の馬たちですが、ガイアメンテは前走の札幌2歳Sで①人気6着で、今回人気を下げていますが、鞍上がマーカンドに乗り替わるだけに怖い感じがします。例年上位人気で決着するレースですが、用心して⑩人気のテリオスルルまで多めに押さえておこうと思います。

 今日はよくばって、あと3つ、ハンデ戦の一覧も載せてみます。

 

 11/18(土) 東京10R 晩秋S 3勝C ダート2100ハンデ 

 〇1番人気枠=7枠  オーサムリザルト①   ダノンブレット③

 〇2番人気枠=8枠  ホウオウバリスタ②   

 〇3番人気枠=3枠  メイプルリッジ⑤      

 〇4番人気枠=6枠  ホウオウフウジン④   グリューヴルム⑥    

 〇5番人気枠=1  ヴァーンフリート⑧   

 〇6番人気枠=2枠     

 〇7番人気枠=5枠  アルムブラーヴ⑪               

 〇8番人気枠=4枠  メンアットワーク⑦

 


 11/18(土) 福島11R キビタキS 3勝C 芝1200ハンデ 

 〇1番人気枠=2枠  エイシンエイト④    

 〇2番人気枠=5枠  アドマイヤラヴィ①      

 〇3番人気枠=7枠  ミッキーハーモニー③  スズノナデシコ⑩       

 〇4番人気枠=4枠  クールムーア⑤     エイシンフェンサー⑦

 〇5番人気枠=6  ドーバーホーク⑧   

 〇6番人気枠=3枠  オートゥメール⑨    ショウナンラスボス⑩   

 〇7番人気枠=8枠                 

 〇8番人気枠=1枠  

 


 11/18(土) 京都11R アンドロメダS opL 芝2000ハンデ 

 〇1番人気枠=1枠  ヤマニンサンパ②    マイネルクリソーラ③

 〇2番人気枠=8枠  ディープモンスター①

 〇3番人気枠=5枠  テーオーソラネル⑤   

 〇4番人気枠=4枠  バジオウ④       ロングラン⑦

 〇5番人気枠=6  プライドランド⑥    

 〇6番人気枠=2枠   

 〇7番人気枠=7枠                 

 〇8番人気枠=3枠  アサマノイタズラ⑪   レッドジェネシス⑭

 

 さて、どうなりますか。本日もお読みいただきありがとうございました。朝から強風が吹き荒れていますが、今日も一日がんばりましょう。みなさんの好配当・好配当を祈ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/17(金) 今週の追い切り情報 まとめ

2023-11-17 | 調教

 今日は日曜のマイルCSの出走馬の追い切り情報を集めてみます。秋のGⅠ戦はこれで6戦目となりますが、ここまで川田2連勝のあと、ルメール3連勝です。今回二人の「牙城」を崩す騎手が現れるのか、それともまたしても二人のどちらかが勝ってしまうのか、乗り役さんもポイントになってきそうです(ちなみに、今回のマイルCS、ルメールはシュネルマイスター、川田はセリフォスに騎乗予定です)。

 さて、では、管見の限りですが、Webに上がっている「追い切り情報」をまとめて、「総合評価」をつけてみます。5つ(以上)が満点です。 

 日曜 京都11R マイルCS GⅠ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0+α   セリフォス      エルトンバローズ

  ☆★★★ 3.5      シュネルマイスター  ソウルラッシュ   ジャスティンカフェ

   ★★★ 3.0      イルーシヴパンサー

   ☆★★ 2.5      マテンロウオリオン  ソーヴァリアント  ナミュール

 セリフォスエルトンバローズが抜けていて、2頭にはるかに離れて、シュネルマイスター以下が続くといった全体の印象です。シュネルマイスター以下はほぼ団子状態といった感じです。あくまで調教具合だけですが、馬場が悪くならなければ、セリフォスの連覇濃厚という見立てでいいのでは、と思わされます。二年続けて連に絡んでいるダノンザキッドは、出来自体は上の馬たちの次くらいでしょうか。ただし、低評価のときほど走る馬なので、今回も相手からは外しにくい一頭です。以上、名前を挙げた10頭の追い切り時計を、参考までに載せておきます。

 セリフォス      栗東CW(良)80.2-65.3-50.9-36.3-11.3(馬なり)
  
*川田騎乗。2勝クラス・スーリールダンジュ(一杯)の内0.6秒追走・1.1秒先着

 エルトンバローズ   栗東坂路(良)53.7-38.3-24.1-11.5(馬なり)

 シュネルマイスター  栗東CW(良)97.9-81.8-67.6-53.2-38.4-11.8(G前気合)

 ソウルラッシュ    栗東坂路(良)53.8-39.7-25.3-12.2(馬なり)
  
*モレイラ騎乗。3勝クラス・バハルダール(馬なり)を1.0秒追走・0.2秒先着

 ジャスティンカフェ  栗東CW(良)82.7-67.0-52.1-37.4-11.6(馬なり)
  
*坂井瑠騎乗。2歳・1勝タイセイレスポンス(強め)の外0.3秒追走・クビ先着 

 イルーシヴパンサー  美浦W (良)85.6-69.7-54.8-39.3-11.9(馬なり)

 マテンロウオリオン  栗東CW(良)84.5-68.9-53.4-37.2-11.4(末一杯)
  *横山典騎乗。1勝クラス・ヒルノアントラ(馬なり)の外0.2秒追走・0.8秒先着

 ソーヴァリアント   美浦W (良)67.7-51.3-36.5-11.6(馬なり)

 ナミュール      栗東坂路(良)58.4-42.2-26.5-12.2(馬なり)

 ダノンザキッド    栗東CW(良)38.2-11.4(馬なり)

     

 続いて、土曜東京の東京スポーツ杯2歳Sです。こちらはまとめだけにしておきます。

 土曜 東京11R 東京スポーツ杯2歳S 2歳GⅡ 追い切り情報 まとめ 

 ★★★★★ 5.0   ショウナンラプンタ    

 ☆★★★★ 4.5   ミカエルパシャ  

  ★★★★ 4.0   サークルオブジョイ  シャンパンマーク  ファーヴェント

            フォルラニーニ

 期待の2歳戦で評者の好みが出ている感じもしましたが、総合的に評価が高かったのは、ショウナンラプンタで、これにミカエルパシャフォルラニーニらが差なく続くといったイメージです。外国人騎手騎乗のガイアメンテ(マーカンド)、シュトラウス(モレイラ)も、もちろん侮れませんが、前走でやや底が見えた感じがあるのがどうでしょう。でも、馬場が回復しなければ、騎手の腕っ節の強さで3着あたりに突っ込んでくるかもしれません。調教具合だけとはいえ、今の段階では「新顔」の方を評価しておきます。いずれにしても、レベルの高い一戦になりそうです。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。朝から関東は雨です。あまり降ると、土曜の馬場に影響しそうですが。今日も無事に一日終えられますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/16(木) 日曜東京・霜月Sの展望

2023-11-16 | 予想

 岸田さん、「増税〇ソメガネ」だけじゃなくて、「減税ウソメガネ」とも呼ばれてるようですが、いやあ、みんな、うまいもんだなあ。笑いながら感心してしまいました。確かに「減税」もそうだし、「適材適所」もそうだし、言ってることがみんな嘘くさいもんなあ。まあ、「岸田降ろし」でも「大根おろし」でも何でもやってください。競馬がふつうにできないような国にだけはしてほしくないですけどね。

辞任ドミノに地方選惨敗!年明けには「大物閣僚スキャンダル」が炸裂して「泥舟岸田政権」ついに沈没へ | アサ芸プラス (asagei.com)

 さて、今日は日曜のGⅠの「裏番組」、東京11Rの霜月Sの予習をしてみようと思います。このレース、去年から別定戦に変更になってしまいました(ハンデ戦のままでいいのに……)。デシエルトが約1年ぶりに復帰してどんなレースをするか。期待と不安、相半ばで、もし人気で敗れるようなら大波乱になるかもしれません。GⅠの直前に一稼ぎできるよう、少し検討してみます。

霜月ステークス【2023年11月19日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

霜月ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月19日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 条件が一致するのは去年だけで、過去10年のデータがあまりあてになりませんが、参考程度にふまえて、まず、血統面をみてみます。

1)血統

 金曜にけっこう雨が降るという話なので、土曜のレースを経て、日曜当日、どれくらい馬場が回復しているかですが、稍重くらいと想定すると、個人的には、父系はミスプロ系(キングカメハメハ)の血脈がいい感じがします。母系はノーザンダンサー系でしょうか。近年はフレンチデピュティ-クロフネの血脈が目を引くので、一応マークはしておこうと思います。該当する馬を拾ってみると、

父ミスプロ系(キングカメハメハ-

 ・ラブリークイーン:父ラブリーデイ(キングカメハメハの子)

 ・レッドヴェイロン:父キングカメハメハ

 ※その他の父ミスプロ系:コパノマーキュリー(父サウスヴィグラス)、サクセスローレル(父Mastery)、ジャスパーゴールド(父Khozan)、ピンシャン(父Speightstown

母父ノーザンダンサー系(フレンチデピュティ-)

 ・エイシンチラー:母父フレンチデピュティ/父はリアルインパクト(サンデー=ディープインパクトの子)

 ・サンライズジーク:母父フレンチデピュティ/父はエピファネイア(ロベルト系)

 ・ザイツィンガー:母父クロフネ(フレンチデピュティの子)/父はドリームジャーニー(サンデー=ステイゴールドの子)

 ※その他の母父ノーザンダンサー系:レッドヴェイロン(母父ダンシングブレーブ)、

 

2)D1400mの持ち時計

 数字は省略しますが、稍重・良での持ち時計は、フルムレッドゲイルテイエムアトムが上位で、これにレッドヴェイロン、メイショウダジン、ピンシャンが続くといったところです。上がり脚では、フルムレッドヴェイロンが上位で、テイエムアトムが次位です。

 

3)稍重の巧拙

 これは当日どうなっているかわかりませんが、馬場が稍重と決めつけて、過去の経歴から得手不得手を判断すると、クインズメリッサ、サクセスローレル、サンライズジーク、テイエムアトム、デシエルト、ヘラルドバローズ、ミステリオーソ、ラブリークイーンあたりは、相応に走ってくれそうです。

 

4)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を挙げておきます。

 ・ザイツィンガー     4・2・1・32

 ・メイショウダジン    5・1・4・19

 ・ライラボンド      4・2・4・17

 ・レッドゲイル      4・2・1・4

 

 ともに休み明けですが、普通の出来で走ってくれれば、デシエルトとサンライズジークの両雄対決といったところですが、そんなに「綺麗に」は決まらない感じがします。上に挙げた条件に重なる馬もなく、ここは難解ですが、持ち時計とバイオリズムを評価してレッドゲイルを一番手にし、馬場が乾けばフルムを二番手に、と考えています。休み明けの「二頭」はその次くらいでしょうか。穴馬としては、前走60㌔を背負って大負けしなかったメイショウダジン、距離短縮で新味を出してくれそうなヘラルドバローズに印をつけておこうと思います。ハンデ戦ではありませんが、意外に荒れるかも知れません。

 明日はGⅠマイルCSの追い切り情報を集めてみます。今日はこんなところで。本日もお読みいただきありがとうございました。一日がんばりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする