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レース展望と回顧、馬券術について

20250317(月) 阪神大賞典の展望

2025-03-17 | 展望
 昨日は道悪競馬で、おまけに寒かったし、馬も関係者も大変でした。馬券の方はと言うと(相変わらず)パッとせず、春のGⅠ戦線を前にスランプ気味です。ちょい気合いを入れて、次からは当てないと。
 
 昨日のスプリングSは(朝予想ではなく!)週の頭の予想どおりでしたが、出遅れたキングスコールが何とか3着に食い込んで、皐月賞の出走権を獲れたのはよかったです。個人的にクロワデュノールの相手はこの馬だと思っているので……。中京の金鯱賞を含め、結果は以下のようになりました。
*〇数字は単勝人気順、□数字は枠人気順= はウラ人気、◎〇▲△の左は当日の朝(あるいはライヴ)予想、右は週中の予想、数字は追い切り評価の平均値: は最上位
 
 中京11R 金鯱賞 GⅡ 
1着 クイーンズウォーク ④5⃣  △  ▲  3.4
2着 ホウオウビスケッツ ①1⃣  〇  ◎  5.0+α
3着 キングズパレス   ⑥6⃣  △  ー  3.4
*朝予想◎プログノーシス6着
 
 中山11R スプリングS GⅡ 
1着 ピコチャンブラック ②2⃣  △  ◎  4.4
2着 フクノブルーレイク ⑦2⃣  △  〇  3.8
3着 キングスコール   ①1⃣  〇  ▲  2.6
*朝予想◎ダノンセンチュリー10着 
 
 今日は春の天皇賞の重要な前哨戦、阪神大賞典を検討してみます。11頭しか出走しませんし、過去データ上は人気馬が強い傾向ですが、かつて宮田比呂志さんが、頭数が少ないときほど意外に荒れると書いていたので、このレースも見た目ほどに一筋縄ではいかないかも知れません。気を抜かずに、過去10年の傾向から中心馬を探ってみることにします。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇有馬記念     11頭ブローザホーン⑪12着
 〇ダイヤモンドS  5頭ワープスピード②4着 コパノサントス⑦9着
 〇日経新春杯    3頭ショウナンラプンタ③2着 ヴェローチェエラ①4着
 〇ジャパンC    2頭(※該当なし 
 〇京都記念     2頭マコトヴェリーキー⑦3着
 〇アメリカJCC  2頭(※該当なし 
  
 間隔は、中11週の有馬記念組が突出していて、次いで中3週のダイヤモンドSで、上の順番どおりです。長距離戦のレースが限られているとはいえ、条件戦から連に絡めた馬は2/30頭ですので、格下には苦戦必至のレースです。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳     10  〇5歳   12頭  〇6歳  8頭         
/〇牝馬      1頭    〇騸馬       0    
 
 一番多いのは5ですが、4~6歳の争いで、7歳以上の年長馬には厳しいレースとなりそうです。また、牝馬は10年前のデニムアンドルビーの2着しかありません。紅一点参戦のゴールデンスナップはどうでしょうか。
 
3)血統
 去年勝ったテーオーロイヤルは父がミスプロ系でしたが、全体的には父系がサンデー系、母系がノーザンダンサー系(ND)の方が優勢です。今回、この配合に該当するのは父母逆のパターンも含めて3頭だけです。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
コパノサントス   :父イスラボニータ(フジキセキ)/母父ハービンジャー(Danzig系)
ワープスピード   :父ドレフォン(Storm Bird系)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
ヴェローチェエラ  :父リアルスティール(ディープインパクト)/母父Danehill Dancer(Danzig系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 上位人気馬が強い
  :過去10年の勝ち馬は③人気以内。①人気勝率50%、複勝率80%
 ② 前走GⅠ組をマーク:複勝率59.1% 
 ③ 芝2400の重賞で3着以内の実績:複勝率40%
 ④ 優勝馬8/10頭に芝3000以上のGⅠで5着以上の実績
 
 浮上するのは、まずブローザホーン、ついでショウナンラプンタワープスピードです。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ショウナンラプンタ   2・2・1・4
 ・マコトヴェリーキー   4・3・2・5
 ・ワープスピード     4・4・4・13
 
6)結 論  
 JRAのデータ分析で挙がった3頭の争いと見るのが妥当です。ブローザホーンの59㌔を嫌忌するなら、去年2着のワープスピードが中心でしょう。ショウナンラプンタも斤量56㌔なら十分太刀打ちできそうなので、相手の一番手はこの馬です。あとは、ヴェローチェエラや牝馬のゴールデンスナップがいますが、距離が延びてさらによさげなのはマコトヴェリーキーでしょう。前走の京都記念3着がフロックでなければ、ようやくオルフェーヴルの血が開花したと見てよいと思います。その他、前走16㌔減で9着だったコパノサントスも、馬体を戻してくればまだ見限れませんし、サンライズアースもダービー4着があるように、意外にしぶといところがあるので、位置どりによっては3着の可能性ゼロではない気もします。
 ということで、まとめると、
 
 ワープスピード 〇ショウナンラプンタ ▲マコトヴェリーキー △サンライズアース……
で、人気上位組に少しひねりを加えた程度ですが、さすがにこれは当てないと……。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。暖かくなったり寒くなったりですが、調子を崩さずに今週もがんばっていきましょう。

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