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Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

20250429(火) 京王杯スプリングCの展望

2025-04-29 | 展望
 
 今日は土曜東京の安田記念の前哨戦・京王杯SCを検討してみます。今年から施行が2週早まったようですが、ここを叩いて次のGⅠを目指す陣営には、少し余裕をもって本番を迎えられて好都合です。今年は前走でGⅠ高松宮記念を走った組が6頭もいて、主力の一角を担いそうです。過去10年の傾向などから中心馬に目星をつけてみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇高松宮記念     12頭ママコチャ⑥3着 トウシンマカオ⑤4着
                  カンチェンジュンガ⑨10着 トゥラヴェスーラ⑯11着
                  バルサムノート⑱12着 スズハローム⑮17着
 〇ダービー卿CT  6頭ロジリオン②9着 アサカラキング⑤11着
 〇東京新聞杯    3頭(※該当なし
 〇読売マイラーズC 2頭(※該当なし
 〇京都牝馬S    2頭(※施行なし
  
 今年は施行が2週早まっていますが、去年までだと、ローテーション的には中5・6週(ダービー卿CT・高松宮記念など)に集中していて、あとは中3ヶ月が少々目立つといったところです。
 
2)血統
 父系はサンデー系もいいのですが、近年はミスプロ系の方に勢いがあり、とりわけ父ロードカナロアが5年続けて馬券に絡んでいます。父ミスプロで浮上するのは、以下の3頭です。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
ハクサンバード   :父ハクサンムーン(アドマイヤムーン)/母父サマーバード(Fappiano系)
レッドモンレーヴ  :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
ロジリオン     :父リオンディーズ(キングカメハメハ)/母父パイロ(Pulpit)
 
3)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ②人気馬が大活躍:過去10年の複勝率90%
 ② 近年は4・5歳馬の争い:複勝率23.1% 6歳以上の複勝率13.3% 
 ③ 前走は芝1200か1600:前者は高松宮記念、後者はダービー卿CT
   今年は間隔が詰まっているので、間隔を重視するなら別路線も
 
 6歳に実績馬がいて、②人気はおそらく6歳馬がとりそうですが、その他のデータから適合するのは、4歳からはロジリオン、5歳からはアサカラキングカンチェンジュンガシャドウフューリースズハロームバルサムノートらが浮上します。ロジ以外は、主力というよりもヒモ荒れに一役買いそうな面々です。
 
4)宮田式バイオリズム◎
 ・カルロヴェローチェ  2・1・0・8
 ・シャドウフューリー  5・7・2・5
 ・ハクサンバード    3・2・2・8
 ・ママコチャ      7・3・3・7
 ・レッドモンレーヴ   5・4・1・9 
 
5)結 論  
 ロジリオンの前走は大外でハンデ58.5㌔が最後に響いた感じです。中山の急坂もこの馬には不向きで、東京コースに替わる今回はチャンスと見ます。前走が使い減りによる負けではないことを祈りたいです。相手は6歳勢からママコチャトウシンマカオレッドモンレーヴの3頭が強敵です。あとはカンチェンジュンガシャドウフューリーあたりまででしょうか。オオバンブルマイも東京コースは得意で、いい決め脚をもっているので、穴の一頭には加えておこうかと思いますが、去年3着のスズハロームは近走が冴えないだけにどうでしょうか。トゥラヴェスーラもさすがに10歳ですしねぇ。まとめてみると、
 
 ◎ロジリオン 〇ママコチャ ▲トウシンマカオ △シャドウフューリー……
で、シャドウフューリーなど△の馬がどれか一頭食い込んでくれればいい配当になりそうです。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。朝、玄関を開けると新緑の薫りが漂います。いい季節になりました。今日も一日平穏でありますように。
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