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Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

20250423(水) マイラーズCの展望

2025-04-23 | 展望
 今日は日曜阪神の読売マイラーズCを検討します。GⅠ安田記念の重要な前哨戦の一つです。過去10年で①人気が三連8連対で、馬券的妙味は薄い感じですが、先週のアンタレスSみたいなこともあるので、本番を意識して、過去10年のレース傾向から狙い馬を絞り込んでみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇東京新聞杯    4ジュンブロッサム⑥10着
 〇香港マイル    3頭(※該当なし 
 〇中山記念     3頭(※該当なし
 〇阪急杯      3頭(※該当なし)
 〇洛陽S      3頭(※該当なし
 〇マイルCS    2頭(※該当なし)
 
 間隔で一番多いのは中5ヶ月で、以下、中7週中10週が続きます。全体的に間隔をあけた馬の方が優勢で、休み明けの馬でも好走する傾向です。この点、中10週以上のジュンブロッサムやレイベリングにはよい傾向です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳    12頭  〇5歳    10頭  〇6歳  4
 〇7歳   2頭    〇8歳       2頭         
/〇牝馬    0   〇騸馬      0
    
 おおむね4・5歳の争いですが、中位人気以下の年長馬が穴をあける可能性もあります。
 
3)血統
 ディープ系 vs キンカメ系の様相です。近年は後者の方が優勢です。また、ディープの兄ブラックタイド産駒のキタサンブラック産駒がここ2年馬券になっているので、このあたりで絞り込んでみます。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・ジュンブロッサム :父ワールドエース(ディープインパクト)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・セオ       :父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父Oasis Dream(Danzig系)
 ・ニホンピロキーフ :キタサンブラック(ブラックタイド)/母父スウェプトオーヴァーボード(Forty Niner系)
 ・ミスタージーティ :父ドゥラメンテ(キングカメハメハ)/母父Sadler's Wells(Northern Dancer)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 上位人気馬が強い:23/30頭が⑤人気以内、①人気の複勝率80%
 ② 4・5歳が優勢
 ③ 前走4着以内馬が好走:複勝率32.7%
 ④ ほぼ優勝馬は前走⑤人気以内・4着以内より
 
 条件を満たしそうなのはセオで、その次がミスタージーティーです。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・ミスタージーティー  2・1・1・7
 ・レイベリング     5・1・1・8
 
6)結 論  
 格上はジュンブロッサムで、例年どおりなら、この馬を軸と見るのが妥当ですが、一頭だけ58㌔で、しかも鞍上が武なので、個人的にはいや~な予感がします(毎度書いているとおり、私は武と馬券の相性がよくないもんで 笑)。となると、去年3着のニホンピロキーフか前走小倉大賞典勝ちのロングランですが、対戦成績からロングランの方を中軸にとろうと思います。データ的に7歳はマイナスで、しかもマイルは初めてですが、前走で速い流れを差し切ったあたり、適性は十分あると見ます。京都も三走前の1800で3着があるので大丈夫でしょう。相手は、上の2頭以外だと、セオホウオウリアリティーあたりまでで、エアファンディタは届くのかどうか。あと、レイベリングはマイルだとパフォーマンスが落ちますし、4歳で唯一頭参戦のミスタージーティーは同世代のGⅠ舞台で水をあけられ、まだ条件クラスの身ですので、ここで一変となるかどうか。まとめてみると、
 
 ◎ロングラン 〇ニホンピロキーフ ▲セオ △ホウオウリアリティー…… 
で、人気順が判然としませんが、例年どおり上位人気馬同士で収まると見ています。どうなりますか。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日は香港のレースをのぞいてみようと思います。朝から雨ですが、週の折り返しです。無事に一日終わりますように。
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