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レース展望と回顧、馬券術について

20250416(水) 福島牝馬Sの展望

2025-04-16 | 展望
 今日は日曜福島の福島牝馬Sを検討してみます。来月行われるGⅠヴィクトリアマイルを見すえ、牝馬の強豪が出て来ます。過去10年のレース傾向から狙いの馬を絞ってみます。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇中山牝馬S     14ホーエリート⑧2着 フィールシンパシー⑨5着
                 ジューンオレンジ④6着 エミュー⑪9着
                 ペイシャフラワー⑭11着 セキトバイースト⑥12着
 〇愛知杯      4頭フェアエールング⑦1着 アスコルティアーモ⑨14着
                 アリスヴェリテ④16着*小倉牝馬Sの着順 
 〇初音S      2頭(※該当なし
 
 今年から愛知杯はなくなり、代わりに小倉牝馬Sが創設されたので、愛知杯の該当馬は参考です。間隔で突出して多いのは、上のとおり中山牝馬S組の中5週ですが、それ以外となると、全体的に2ヶ月以上の間隔をあけた馬の方がやや優勢に映ります。
 
2)馬齢 ※頭数は延べ数
 4歳      8頭  〇5歳        15頭  〇6歳  6
 〇7歳   1頭    〇8歳以上   0頭         
    
 5歳が圧倒的に優勢です。穴馬も含めて、まずはこの世代からのようです。
 
3)血統
 去年は父系でしたが、概して母系のノーザンダンサー系(ND)が強勢に見えます。これに父系がディープインパクトなどサンデー系ならベスト配合でしょう。一応母系NDに該当する馬は以下の5頭で、父系ならば去年2着のフィールシンパシーとエミューが加わります。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・アスコルティアーモ:父キタサンブラック(ブラックタイド)/母父Danehill Dancer(Danzig系)
 ・カヨウネンカ   :父ゴールドシップ(ステイゴールド)/母父ゼンノエルシド(Nijinsky系)
 ・グランスラムアスクディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Storm Cat(Storm Bird系)
 ・セキトバイースト :父デクラレーションオブウォー(Danzig系)/母父Footstepsinthesand(Storm Bird系)
 ・ラズベリームース :ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ファルブラヴ(Fairy King)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ①人気馬が勝てない:過去10年で1勝も複勝率は60.0%
 ② 5歳馬優勢:⑥人気以下なら5・6歳に警戒
 ③ 前走4角通過順は中団(6~10番手):複勝率30.2%
 ④ 前走GⅢで小差(0.5秒以内)惜敗の馬が巻き返す
 
 人気ならフェアエールングですが、下位人気の巻き返しならジューンオレンジエミューでしょうか。あとはシンリョクカあたり。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・セキトバイースト   2・4・1・4
 
6)結 論  
 小倉牝馬Sと中山牝馬Sを両方走ったシンティレーションを物差しにすれば、フェアエールングホーエリートフィールシンパシージューンオレンジあたりが上位と思われます。単純に時計差だけで比較すれば、中山牝馬S組の方が優位ということになるので、ホーエリート中心でいいのではないかと思います。相手は、当日の天候と馬場次第ですが、稍重か重になるなら、セキトバイーストの残り目に要注意です。あとは、5歳世代の実力馬シンリョクカと6歳からライラックグランスラムアスクで、好調のアドマイヤマツリはどうなんでしょうか。op初戦ですが、得意距離だけに不気味さはあります。まとめると
 
 ◎ホーエリート 〇セキトバイースト ▲ライラック △フィールシンパシー…… 
で、雨が降ればやや波乱になる感じがしますが、はたしてどうなるでしょうか
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。昨日は大風は吹くし、雨は降るし、荒れ模様でしたが、今日は朝から晴れています。穏やかに一日が終わりますように。
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