goo blogがサービス終了になるらしく、このブログも存亡の危機……というのは大袈裟ですが、店じまいをしないといけなくなりそうです。当たらない予想の類いはともかく、せめて師匠・宮田比呂志さんの記事だけは残しておきたいのですが、もう爺なもんで、vol.3に移行できるかどうか、あんまり自信がないです。
とりあえず今日は土曜阪神のアンタレスSを検討してみます。近年は①②人気の馬がそこそこ連に絡んでいるので、波乱の予感はしませんが、今年はわりと上質のメンバーがそろって上位拮抗模様です。いったい何が抜け出すのか。日曜の皐月賞前に一稼ぎといきたいところです。過去10年のレース傾向から狙い馬に目星をつけてみます。
1)前走(ステップ)と間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇名古屋大賞典 7頭(※該当なし)
〇マーチS 5頭(ブレイクフォース⑪4着 ホウオウルーレット⑥5着
ミッキーヌチバナ⑤7着)
〇東海S 4頭(※該当なし)
〇名古屋城S 4頭(※該当なし)
〇ダイオライト記念 3頭(※該当なし)
ここ3年は中3ヶ月以上の馬も馬券になってはいますが、間隔で一番多いのは中2・3週で、全体的には、前走からあまり間隔をあけていない馬の方が優勢です。となると、前走GⅠ組の実績上位馬たちよりも、マーチS組やレグルス組、コーラルS組の方が妙味があるかもしれません。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 7頭 〇5歳 8頭 〇6歳 11頭
〇7歳 3頭 〇8歳 1頭
/〇牝馬 0頭 〇騸馬 3頭
6歳が優勢です。ブレイクフォースとホウオウルーレットにはチャンスですが。
3)血統
時期的に雨になることが多く、馬場によって変わってくると思います。土曜は晴れて気温も上がるようですから、過去の傾向からはキングカメハメハなどミスプロ系の血脈をもつ馬が好走する印象です。今回のメンバーでは、父系1頭、母系4頭の計5頭が該当します。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・トウセツ :父ダンカーク(Unbridled's Song)/母父チチカステナンゴ(Grey Sovereign系)
・マーブルブロック :父シニスターミニスター(Bold Ruler系)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ミッキーヌチバナ :父ダノンレジェンド(Macho Uno)/母父母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ロコポルティ :父ヘニーヒューズ(Storm Bird系)/母父母父キングカメハメハ(Kingmambo)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 上位人気馬が活躍:過去10年③人気以内馬の複勝率63.3%
② 近5年は6歳以上の年長馬が好走(人気薄でも要警戒)
③ 前走3着以内馬が優勢
:GⅠ・Ⅱならば6着以下からの巻き返しもある
年長馬で唯一条件を満たしそうなのは8歳のハギノアレグリアスです。4・5歳では、ミッキーファイトとヤマニンウルスあたりで、サンデーファンデー、オメガギネス、マーブルブロック、タイトニットがこれらに迫れるかどうかといったところです。
5)宮田式バイオリズム◎
・オメガギネス 4・3・1・3
・タイトニット 3・2・0・3
・ミッキーファイト 4・1・2・0
6)結 論
たぶん①人気になるでしょうが、ルメール騎乗のミッキーファイトがGⅠ疲れがなければ、ここでも好走してくれそうな印象です。二番手は続けて58㌔で走れるハギノアレグリアスでしょうか。あと続くのはヤマニンウルスでは、JRAの分析と同じで面白みがありませんが、この3頭がともに馬券圏外に消えるようなら大波乱です。その他で一角崩しを狙えそうなのは、ブレイクフォースとホウオウルーレット、オメガギネスあたりまでですかね。マーブルブロックの逃げ残りはどうでしょう。サンデーファンデーは斤量59㌔で人気を下げれば、逆に狙い目かも知れませんが、去年の勝ち馬ミッキーヌチバナの58㌔はやはり少し重い感じがします。まとめると、
◎ミッキーファイト 〇ハギノアレグリアス ▲ヤマニンウルス △ブレイクフォース……
で、ここは堅く収まりそうですが、どうなるでしょうか。
ということで、春のGⅠシリーズくらいまではこのままブログを続けたいと思いますが、その後はちょっとわからなくなりました。とりあえずあと2ヶ月ほどご覧いただけると幸いです。