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レース展望と回顧、馬券術について

20250409(水) 阪神牝馬Sの展望

2025-04-09 | 展望
 今日は阪神牝馬Sの検討です。去年は穏当に収まりましたが、例年人気薄が突っ込んでくる波乱の一戦です。桜花賞前日に一稼ぎとなるかどうか。現行のマイルとなった2016年から過去9年のデータをもとに、中心馬や穴馬に目星をつけてみようと思います。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇京都牝馬S   8スウィープフィート⑤6着 イフェイオン④11着 
                ドナベティ⑰13着*今年の愛知杯の結果を転用
 〇東京新聞杯   4頭ボンドガール②2着 
 〇愛知杯     4頭(※該当なし*今年の小倉牝馬Sの結果を転用
 〇有馬記念    2頭(※該当なし)
 〇初音S     2頭(※該当なし
 
 今年から京都牝馬Sはひと月遅れて愛知杯に、旧愛知杯は小倉牝馬Sに移行したようなので、「該当馬」は参考程度です。間隔は去年までの傾向だと、中6~8週あたりに第一の山があり、二つ目の山は11・12月以来です。前者に該当するのが、ボンドガールソーダズリングタガノエルピーダ、後者に該当するのが、アルジーヌドゥアイズといったところです。
 
2)馬齢 ※頭数は延べ数
 4歳     16頭   〇5歳    7頭   〇6歳  4
    
 4歳が主力で、ここ2年は上位3着までを独占しています。ボンドガールタガノエルピーダラヴァンダあたりにはよい傾向です。
 
3)血統
 かつては父系がディープインパクトなどサンデー系が席巻していましたが、近年は父キングカメハメハ系の方が優勢に映ります。該当するのは3頭です。
※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・アルジーヌ    :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
 ・ウンブライル   :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ファルブラヴ(Fairy King)
 ・ドゥアイズ    :ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 下位人気馬が侮れない:⑥人気以下の複勝率12.9%
 ② 4歳馬が優勢:連対率22.4%、複勝率29.3%
 ③ 前走1着馬が好走:勝率20%、連対率32%、複勝率44%
 
 浮上するのは、タガノエルピーダです。
 
5)宮田式バイオリズム
 ・アルジーヌ      6・2・1・2
 ・キミノナハマリア   4・3・3・9
 ・スウィープフィート  2・2・1・4
 ・ソーダズリング    3・2・1・5
 ・タガノエルピーダ   3・1・1・4
 ・ドゥアイズ      2・4・2・7
 ・ラヴァンダ      1・2・3・5
 
6)結 論  
 ①人気は武騎乗のボンドガールで、ソーダズリングアルジーヌが次位で続くといったところでしょうか。「波乱の一戦」と言っても、人気馬が総崩れするレースでもないでしょうから、軸馬はこの3頭から選ぶのが無難です。4歳勢が強いとすれば、まずはボンドガールですが、私は武と馬券相性がよろしくないので、5歳のアルジーヌを中心視しようと思います。去年夏のクイーンSではボンドガールに負けていますが、クビ差でしたし、当時の斤量が4㌔重かったことを考えれば、今回は同斤量で十分逆転可能です。相手は、もちろんボンドガールとソーダズリングに、JRAの分析で浮上するタガノエルピーダ、4歳のスウィープフィートラヴァンダ、堅実なドゥアイズビヨンドザヴァレーあたりが候補ですが、怖いのはウンブライルジューンオレンジの2頭でしょう。ウンブライルは去年の2着馬ですし、ジューンオレンジは馬体が450㌔台まで絞れていればチャンスありと見ます。あともう一頭加えるなら、馬場が悪化したときのキミノナハマリアまで。まとめると
 
 ◎アルジーヌ 〇ボンドガール ▲タガノエルピーダ △ウンブライル…… 
で、ヒモ荒れに期待したいレースです
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。満開の桜もそろそろ散り始めそうです。花散らしの雨が降る前によく眺めておくことにします。一日穏やかに終わりますように。
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