阿部薫 どびん茶瓶かおる便

ドラマー、カメラマン阿部薫のBlog
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今日は、久しぶりに

2008年05月12日 23時55分55秒 | REC
レコーディングのお仕事をしてきましたわ。
ここ一ヶ月は、写真の仕事しかしてないから自分のセットに座るのも久しぶりでございます。
先日の日記にも書いたけど、すっかりリセットして、久々に個人練習しに行って楽しかった訳だけど、今日のレコーディングも楽しかったですよ。

全てのアレンジとピアノなどは龍太で、ベースはオヤジ(宗)、ドラムはオイラで、ギターが今剛さん。
何故「さん」が付くかと言えば、もの凄いギタープレーヤーだから(^^)

ある種、今日のレコーディングは自分の中では凄くワクワクしてたの。
昔々、自分が未熟だった頃のレコーディングセッションで今さんがいたのね。
その時の想いやら何やらがあってね。
自分が現在の年齢になって、そして演奏力も昔々に比べればある程度向上していて、そして改めて、その当時の苦い思い出がありながらも、偶然にも龍太のお陰で一緒にプレイする機会ができてあらためて良かったですの。
そして楽しく出来ました。曲は滅茶苦茶有名な曲なんだけどね。
歌も素晴らしく良いのであります。
いつ公開されるのか楽しみですわ。



自分の歴史の中の小さな小さな事なんだけど、1つ決着がついて嬉しい日でしたわ。
今までで、音楽の世界に入って、若い頃に色んな事があって、いつか必ずリベンジしたいと思っていた事がいくつかあって、そしてそんな機会が度々訪れて、それぞれに改めて決着をつけられてきている事に感謝。

相変わらず龍太もオヤジ(宗)も可笑しいですから。
エンジニアさんも、これまた良い音に録ってくれて嬉しかったですわ。
タムの鳴りも、スネアもキックもシンバルもバッチリ!
生楽器の録音がちゃんと出来る方で嬉しかったですよ。
エンジニアの中にも、生楽器を録音した事が無く、全てサンプリングされた打ち込みの音楽やリズムしか録音した事が無い方もいて、実際に経験の無いエンジニアの方に録音してもらう事が有って、とても悲しい音にされて泣きたくなった事がありますわ。



世の中には、コンピュータで打ち込まれた音楽が氾濫しているけど、本当の音楽の醍醐味は、生楽器であり、生の人間の肉声なんですよね。
心の奥底に響く物は、生音であり、生の音楽。
すべて生身の人間が出した音が一番響くのであります。
本当に良い音楽、良い音を沢山聞いて欲しい。
コンピュータや、打ち込みだけの音楽だけではなく、本当に心の奥に底に突き刺さる音楽を。

う~ん、ちょっと真面目か。
とにかく、良い音楽を聞きやがれ!てやんでい!