地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか | |
ジャンクリストフ・ヴィクトル、ヴィルジニー・レッソン、フランク・テター | |
草思社 |
2007年7月30日 第1刷発行
著者はジャンクリストフ・ヴィクトル、ヴィルジニー・レッソン、フランク・テター。
鳥取絹子(訳)
フランスのベストセラーだそうだ。第一部はなぜ世界はこうなったのか。第二部はこれからの世界はどうなるか。
借りたのは第一部のみ。地図がきれい。内容は簡潔で分かりやすい。子供向けの図説や図鑑が読みやすくて最近よく目にとまる。流し読みには便利で暇つぶしに好都合。子供向けだから手抜きかというとそうではない。この本は子供向けではないのだが、小中学生から大人まで楽しめる本ではないかと思う。
日本については第一部の第五章「アジアをいかに読み解くか」に出てくる。P154-159「日本の領土」。日本の自然は過酷。日本は自然から束縛を受けている。日本は世界三大経済国の一つ。広大な排他的経済水域。境界線が隣国との紛争の種、とある。
(2012年2月 西図書館)