投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

韓国が言うところの「内在的発展論」

韓昇助(ハン・スンジョ)教授の件の続き。韓国が言うところの「内在的発展論」。韓国が朝鮮の近代化の発芽をどこに求めているか・・・。

韓国では「朝鮮は日本の力がなくても自力で近代化が出来た。何故ならば近代産業は日本統治以前に芽生えていたから。」という考えが正しいとされていて、今回の韓昇助(ハン・スンジョ)教授の論もそれに反するため徹底的に叩かれている。じゃあ韓国は自身の近代化が芽生えた時代をどこに求めているかというと李氏朝鮮時代に求めている。

今回もソウル大学国史学科の李泰鎮(イ・テジン)教授が韓国中央日報で「内在的発展論」を語っている。


李泰鎮教授「植民地期は祝福どころか近代化を阻害」 --- 韓国 中央日報(日本語版)




「20世紀初めのわが国に『自力近代化』の可能性がなかったため、いずれにせよ列強に侵略されるしかなかったという考えは、極めて敗北的な歴史認識であるのみならず、学問的にも検証されていない主張だ!」

昨年「高宗(コジョン)代の再評価」をテーマに学界に熱い論争を呼んだソウル大学国史学科の李泰鎮(イ・テジン)教授は、8日の電話インタビューで、最近議論を醸している韓昇助(ハン・スンジョ)教授の主張について「日帝時代に総督府が主張した『恩恵授与論』をそのまま反復しているに過ぎぬ」と激しく批判した。 また「大韓帝国の近代化改革が加速化し、その成果が現れ始めたため、これに焦った日帝が不法な手段を使い、大急ぎでわれわれの国権を強奪した」とし「日帝の植民統治は、祝福すべきことではなく、わが民族の自力近代化の機会を奪い取った行為だ」と強調した。

これまで、李教授をはじめとする国史学界は、韓国の近代化が植民地期に始まったという「植民地近代化論」を批判し「内在的発展論」を主張し続けてきた。 内在的発展論は、韓国が朝鮮(チョソン)後期以降から「自主的に」近代化したという学説だ。

曹旻槿(チョ・ミングン)記者 <jming@joongang.co.kr >


2005.03.09 19:43





極めて敗北的などという感情的な言葉を使っていることがもうまともに判断できないことを表している。これでは学問的に検証などできはしない。

また大韓帝国が出来上がった経緯を隠しているところがご都合主義。それに大韓帝国という国を日本以外に使っても無意味。その国を認めたのは日本しかないし、日本の影響で出来た国だから。

hatena::diary 大韓帝国 1897年~1910年

2004-10-15 その他  日本に一言お礼を言って欲しいよね

ないものをあると言っても徒労に終わるだけ。自分の都合のいいところだけをつまみ食いするばかりで  「韓昇助(ハン・スンジョ)教授の文は日本の役割を評価する学界一角の「植民地近代化論」と脈絡が似ている。 しかしその理論も、民族と歴史・文化・国際関係を除去したまま単純に特定時期の経済指標上の発展だけを評価する歴史歪曲だと指摘されて久しい。」 などとよく言うよ。

朝鮮は末期になればなるほど民も官も経済的に破綻し、産業は停滞。民には湧き上がるような活力もなかったことは日本では韓国に宥和的だと思われている宮嶋博史東大教授の著書の「両班」や、ハーバード大学コリアン・インスティチュート所長カーター・J・エッカートハーバード大学教授(朝鮮史)の「日本帝国の申し子」に詳しい。

宮嶋博史東大教授は朝鮮が経済的に破綻していく様子を「両班」という特権階級を通して著し、カーター・J・エッカートハーバード大学教授は民族系企業である「朝紡」という近代紡績産業が日本統治の中でが発展して行く様を著している。

日本の統治時代は決して朝鮮人の活力をそがず繁栄させたことはこの記事からもうかがえる。

植民地時代から続く透明経営の柳韓洋行 --- 韓国 朝鮮日報(日本語版)



 1925年帰国直後、ヨンヒ専門学校から教授職の誘いを受けたが、民族の健康と教育のためにもっと大きな仕事をしたいと考え、企業家に転身した。

 柳韓洋行は創業10年目の1936年に株式会社に転換、以来、黒字配当を続けている。上場前後の実績を合わせれば、69年連続の黒字配当(上場後は43年間)という驚異的な記録を打ち立てている。


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