どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

しぶしぶタッチー2

2009-10-04 08:26:21 | 旧ブログ
ゆっくりと船はポイントを目指す。

その間に仕掛けをつけかえ、テンヤにイワシを巻き、準備をする。

TDちゅーさんは、全く初めての事なので、見本を1つ作り、渡しておいた。

これから彼のなが~~~い「試行錯誤」が始まる。

えさの付け方一つで、釣果は変わるし、アタリのとり方や、釣り方…、きっとのめり込んでしまうのだろう。


ポイントにつき「プッ」と合図。

水深も、タナも何の説明もない。

別においら達は必要ないけど、TDちゅーさんは不安だっただろう。

オイラは優しいので、必要な事は教えるが、それ以上はあんまり教えない。

質問には答えるが、自分からあーだこーだとレクチャーはしないようにしている。

「釣り」は自分でイメージし、自分なりに試すのが面白い。

左にやっさん、右にオイラ。

二人の釣り方を見て、考え、楽しめばいい。

そんな事を考えながら、落とし込んでゆく。

TDちゅーさんは底まで一気に落とし、すでに巻き上げかけている。

その竿先が「ゴンゴン、ゴツゴツッ」と当たっているではないか!

本人は、あたりはわかるものの、どうしていいかわからず、茫然としている。

「巻き続けるんや!」と声をかけ、大きく竿が入ったところでアワセを入れる。

あんまり長い事グダグダしていたからタチウオは自分で上に向かって泳いでいる様子で、竿にテンションがかからない。

本人はまた、訳がわからず、「ばれた!」とか言っている。

「電動で18で巻け!」と優しく指示し、やっと巻き上げにかかった。

途中でゴンゴンとタチウオ特有のの強い引き込みを見せながら上がってきたのは1m級の良型。

オイラのテンヤも巻きつけ「生涯初タチウオ」をものになされた。

本人は嬉しさよりも訳がわからなかった事の方が強かったようで、あんまり嬉しそうではなかったが…。

多分、家で捌く時、「これが初めて釣った奴や~」と写真を撮ったり、子供に自慢するんだろうと思う。


なんだかんだ言いながらも、初心者に先を越されてしまった。

頑張らねば!と60mラインに落として、すぐに巻き上げる。

コツコツ、ゴンゴンといい感じのアタリ♪

オリャっ!と合わせると、フッと軽くなった。

テンヤごと無くなった感触…。

しまった~、さっきのお祭りのとき、ワイヤーがタチウオの口のあたりに巻いていたのに、ちゃんとチェックをしなかった。

痛恨のてんやロストである。

今シーズンすでに3個目、しかも、今日おろしたばっかりの新品が海の底へと消えた。


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