例えば、3メートル先のところに何かものを投げるトレーニングをするとします。
そのときに、3メートルの距離から投げる練習だけをした子どもと、
3メートルだけでなく、2メートルや4メートル、様々な距離で投げる練習をした子どもとでは、
後者の方が3メートルをうまく投げられる。
これは勉強も同じだなと思いました。
2メートル4メートルをわかった上での3メートルと、
3メートルしか知らない3メートルでは、
同じ3メートルでも土台が全然違う。
本当に何かを習得しようと思ったら、
自分が思ってるより3倍は幅が広いと思って事に当たる。
2メートル4メートルの習得を厭わない子は、
次、1メートル5メートルを習得しようと思ったときには既に半分学習が済んでいるので、
楽に学習が進む。
そういう風に自分の領域を広げていくのが「勉強」なのかな。
学校での「勉強」に限らず、そのプロセスは大人になってからの勉強も同じ。