風の樹人日記

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「子供のアトリエ」での、今年の版画です。

2015年02月15日 | 日記

 子供達に与える「版画」は、紙版画・スチレン版画、それに木版画です。

それぞれにとくせいがありますが、どれも「凸版画」です。 

                     幼児には、紙版画をさせる場合が多いのですが、プリントがなかなか難しいものですから、今回はスチレン版画にしました。

    着彩は、プリントした後で、裏面から水彩絵の具で「at random」に色を乗せていきました。  子供達の作品を何点か掲載して見ます。

 スチレン版画は、3歳時ぐらいからでも扱えます。   発泡スチロールの板の表面加工を行った、もので、箸や釘などで簡単に傷をつけることが出来ます。 当然鉛筆などのように、ちょっと硬いもので表面を引っ掻いたり、線を描きいれたりのような単純な形の「描画」を楽しみますし、高学齢の子供たちは、点や線をち密に繰り返して「面」を作り上げたりも出来るのです。  誰もが思いを素直に描き切ることが出来る素材です。   そんな中での「工夫」と「加減」は体感があって初めて獲得できる手法で、子ども達にとっては最もやり易い素材でもあるのです。

    私も1点、見本の積りで作ってみました。 

 

 

         準備の段階と、版をとった後の版画原版を参考までに掲載して見ました。

                                         その版画版の内、持ち帰らなかった子供たちのものです。


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