子供に自然に触れてみて貰おうと、「西脇市岡之山美術館」では子供の日のワークショップを「自然」を確かめながら「造形をして見よう」と、西脇地球科学館と共催で、近くの林を散策して「木」や「小枝」などを集めた自然物で造形作品を造ることにしました。
子供40人ほどと大人が30人ほどサポートしました。
今の子供たちは、こんな田舎町でも「米」や「鶏肉」、「玉ねぎ」「醤油」すらどのようにしてできるものかを知らない子もいるのです。
「農」と「食」が切り離されてしまっています。 スーパーマーケットで何でも手に入っているのですから・・。 まして「弁当」なども売り場の棚にあるのです。 そんなものでも「作られたもの」の実感が薄いのですね。
曽野綾子の言葉を借りるとすると「人間と動植物を育む地面」が繋がっていないのです。
そんな辺りに焦点を合わせて「木工細工」をして、いろんな道具を使ってみたのです。
流石に子供です。 すぐ道具を使い始めました。お父さんやお母さんも「躍起」になって、初めての工具に挑戦しました。
そして、作品が出来上がったのです。