常楽院

福島県南会津町 真言宗

春は駆け足

2014-05-06 | Weblog
 常楽院の春は駆け足
 水芭蕉やかたくり、いちげなど早春の花が咲いたと思ったら、しらねあおい、翁草、春蘭、レンギョウ、延齢草、さんかよう、いわうちわなどが一斉に咲き始めました。
 群生していたら見ごたえもあるのでしょうが、数輪ずつなので小さな花見山を探して歩きます。「あっ、今年も消えずに咲いてくれたね。」「あれ、こんな所に飛んで咲いているよ。」「去年より、ちょっと小さくなっちゃったかな。」なんて、それもまた楽しいものです。
 「あーーーー はるだー!」 

 境内の大山桜も4月25日の夕方咲き始めたら27日には満開、30日には散り始めてしまいました。裏の芝生の中のしだれ桜も5月2日には満開昨日から散り始めました。
 早すぎるよー 季節の移ろいがもう少しゆっくりとしてくれたらうれしいのにな
 「花の命は短くて・・・」と、林芙美子さんが女性の半生を花にたとえて詠ったけれど言えてるなー と しみじみ感じた春です。 
 
 今は裏の八重桜や花桃がきれいに咲いています。水仙や小さなスミレたちも季節を謳歌しています。
 それと一緒にと言うか、それよりももっともっと元気なのが様々な草たち。どうしてあの子達はあんなに元気なんだろう。こちらは年々歳を重ねて元気がなくなっているのに、彼らはそんなことにはお構いなく束になってかかって来る。かすみそうさんじゃないけど、老化の滑り止めはないのかな。世の中APS細胞、STAP細胞と姦しい(女が三つでかしましい・・・)けど、私やかすみそうさんの老化の滑り止めには間に合いそうにない。と言うより、病気で苦しんでいる人の役に立ってもらえればいい。
 足腰がつかれて、元気な草たちと戦えなくなったら「[草も生き物です。』と書いて、あちこちに立ててね。」と今から住職に頼んであります。
 さあその日まで、季節を楽しみながら頑張ろう。

    
花の写真をたくさん撮ったけど、パソコンの操作がどうもうまくいかないのであります。機械に弱いと言うことは困ったものであります。
 

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3 コメント

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薫風 (あやなみさん)
2014-05-07 21:46:54
春爛漫の常楽院!
素敵なお花がアップで見れます^^
白根葵、延齢草、岩団扇・・
まるで高山に居る様な・・。
これも偏に従業員さんのお手入れの賜ですね。

連休は何処に行っても混むので、
ひたすらパンジー&チューリップ&躑躅類の花柄摘み。
おかげで親指と人差し指にお豆が・・
仕方がないので、除草はパートナーに譲り
毎日近くの森に分け入り、雑木と野鳥の観察に
明け暮れておりました。

薫風の中、うわみず桜やエゴの木そしてアオダモの
白い花が森を飾っています。

そうそう、昨年、パートナーに草と間違われて
摘まれたはずの庭の九輪草が花茎を伸ばしてきました。

善也善也・・。
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春は駆け足 (かすみそう)
2014-05-09 14:22:03
 しらねあおい、翁草、春蘭、レンギョウ、延齢草、さんかよう、いわうちわなど、本では見たことがありますが実物が常楽院にあるとは♪♪♪・・・行かねばならぬ。

 今頃の季節、朝、庭に出ると昨日まで蕾だったお花が咲いていたり、針みたいだった葉が大きく開いていたり、昨年切り戻しておいたお花から新芽がでていたりと、小さな発見に思わずニコッとしてしまいます。大袈裟ですが四季があるって暑かったり寒かったり大変ですが本当にいいですね。

 庭の草取りでは、昨年は腰痛だけだったのに、今年は膝痛も加わりました。短時間にしたり、毎日しないようにしたり、気をつけています。常楽院さんは広いので大変でしょうけど、お身体と相談しながら草取りをしてください。ではまた。

 

 

 
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春は駆け足 (かすみそう)
2014-05-16 11:28:24
 先日は念願の春の常楽院を訪ね、いろいろな野草を見ることができて感激しました。またご住職と従業員の方に暖かく迎えていただき感謝しております。それから40年ぶりのミニクラス会、ありがとうございました。

 いただいた大根草とシランは、土との相性などを考えて2箇所に植えました。大根草はオレンジ色の花をいっぱい付け、シランは水が上がったようで勢いがいいです。うまく根付いてくれればと毎日見ています。

 帰宅後、常楽院の整然とした景色と澄んだ空気を思い出し、玄関前の高くなってしまったコニファーを4本切りました。庭の狭い我が家は植木も、一段目は都忘れ、二段目はつつじ、三段目はドウダンツツジ、四段目はコニファーと立体的でした。これで少し整然としました。

 これからの季節、暑かったり寒かったり大変です。お互い健康には気をつけましょう。ではまた。

 


 

 

 
 
 
 
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