常楽院

福島県南会津町 真言宗

雪の中のお地蔵さん

2021-02-13 | Weblog
 昨日、今日と日差しが暖かい気持の良い天気、住職と二人雪かたずけ。水分が多くけっこう重い。スコップを持つ腕が痛い
 本堂の前や参道、六地蔵さんの屋根の雪下ろし等なかなかの重労働。それでも住職が除雪機で雪を飛ばしてくれるのでだいぶ楽。昔は参道は踏み俵で踏み固め、屋根の下はスコップやスノーダンプでかたずける等、今の何倍も大変だった。長い参道を踏み俵で何度も休みながら何度も往復した。若かったからできたけど今は無理かなー
 今は屋根の吹き替えをしてできなくなったけど、子供たちが小さかったころ本堂はかや屋根だった。私たちが本堂の屋根の雪下ろしをする時、子供達も一緒に上がり屋根の上で遊んでいたっけ・・・大変だったけど楽しかったなー

あまりぽかぽかと良い天気なので六地蔵さんも陽にあててあげようと顔の所だけ雪を払ってみました。

でも陽が沈んでしまったら、逆に寒いかな?

小さな方の六地蔵さんは屋根があるので直接雪はかかりません。


私の住む地域でも老健施設を利用された方からのコロナ感染が大きく広がり、施設がクラスターとなってしまい多くの高齢の方のコロナの感染者が出てしまいました。
亡くなった方もおいでになりました。檀家さんにもおいでになり「病院に入院中遠くからガラス越しに見るだけ、火葬にも立ち会う事も出来ず、花を手向けることも出来なかった。自分たち家族の元に戻ってきたときはお骨になっていた。笑顔で元気にショートステイに行くのを見送ったのにお骨になって帰ってきた。何ともやりきれない表情で語ってくれました。聞いている私達もとってもやるせない気持ちでした。

ここ数日南会津町の感染者はゼロです。なんだか空気が軽くなったようで息をするのが楽になったようなきがしました。このまま落ち着いてくれればいいと願っていたやさき会津若松市の病院からコロナの感染者出て、入院していた当町の方も感染したとニュースで報道していました。
誰が悪い訳でも無いのに、本人は基よりご家族の方も周りにとても気を使っておられおきのどくです。コロナは体調はもとより人の心まで傷をつけているようです。
毎日 早く、早く終息してくれることを祈って御本尊様に手を合わせています。



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