じょりじょりぶろぐ

自閉症少年コンペーちゃんのお話が中心のブログ

障害がある子どものがんばらない母の手本

2008年03月26日 | ●日々是多摩地方●
タイトルのような親になりたい。
当然やるときゃやるが、いかにも頑張ってます風なのは嫌だ。
かと言って、頑張る親をバカにするような態度もしない。頑張ってる人は偉い。それに、頑張っただけのものが返ってきてくれなきゃもうそら~やってらんない。
今の学校ってのは(特別支援学校)、どうも「目指せ!一般企業への就労」みたいな、専門学校みたいなノリになりつつある。
しかし、現実は、ほ高等部から入ってきたようなんの一握りの人たちでしょう~。
それに、手帳が二度とか重度の障害者が働いてる企業(特例子会社と言います)なんかがよく取り沙汰されてて、見学会みたいなのもさかんに行われているのだけど、
そういうところで自力通勤できて(これは大抵どこの企業も基本だそうですから)あるていど生産性をあげるなんてことが可能な子は一部でしょう。
それに、話しを聞けば重度といっても限りなく中度に近い方とか、行動上で心配があまりいらない方々。
それを、「重度の方を採用したいと言ってる企業」が実際あるのはすばらしいことと思うが、学校側がそれをなんていうか、一種の営業成績みたいに「うちの学校から一般就労した子どもが何名増えた。よしよし、もっと成績をあげなさい」と棒グラフとにらめっこ・・・みたいなノリになってはいないだろうかと危惧する。
それに、就職させたらアフターフォローとかしないんでしょう?
アフターフォローするとしたらそれは気になる先生方がボランティアでやると聞いたことがあるけど、こんなに異動年数が縮まった中で、追っかけてまでやってくれる熱意のある先生は何人いるのだろうか。それでなくても事務仕事が増え、授業もおぼつかない勢いというのもチラリと聞いたりする。
それは決して子どもの発達をあきらめてるわけではなくて、がんばっても難しいような子の行き場所のこと本気で考えてくれてるのかはなはだ疑問。それに一般企業に就職するにしたって、「親が開拓して捜してね」とも言われてるというのもチラリと聞いた。
すいませんが・・・のほほ~~んとしてるようで、案外頑張ってるんですよね。親って。
どうなる?どこへ行く?特別支援学校?