じょりじょりぶろぐ

自閉症少年コンペーちゃんのお話が中心のブログ

自閉症児の母が病気になったとき~

2007年10月08日 | v(=^◇^=)v じっけんくん

じっけんくんが小学部一年生だった頃、私は感染症にかかり少し安静にしていなさいと言われました。 

うちの二階の角部屋で寝ていればいいし、じっけんくんが帰ってきたら夕方から夜、旦那が帰ってくるまで何気にダラーっとしてればいいと簡単に思っていたんだけど、当時のじっけんくんの担任の先生が「緊急一時に預けてみなさい。思い切って」と言いました。

残念なことに今、こういうことを言ってくれる先生はいません。というか、立ち入ったこと・・みたいに思われるかもわからないので言えないのかもわかりませんが。

 

話しは脱線しますが、旦那の親戚に元・養護学校の先生(ずっと障害児教育)がおりますが、家庭環境がいまいち心配な家に夜、様子見に行ったり、お金を貸したこともあるそうで・・(笑)今じゃあり得ないだろうな~。

 

・・・話し戻しますが、緊急一時に預けてみては?と言った先生は以前、自分の目の前で、親御さんが倒れたことがあり、それ以来怖くなったんだそうです。障害を持つ子の母は、どうしても無理をしてぎりぎりまでがんばってしまう。だから、がんばらせないようにしなきゃと思ったらしいです。

 

しかし、小学校一年のじっけんくんを例え2~3泊とは言え、見知らぬ人(ヘルパーさん)とお泊りするなんて不安でいっぱいでしたが、やはりこれからのことも考えると、突然何かが起きることや、少しでも「他人様に慣れること」も必要だし、何より私が健康でなければ、一緒にいるもへったくりもないなと思い、決断して預けました。

 

そのときは新聞破りばっかりしたり、帰ってきてからも少し不安定だったような気がします。

 

・・・で、今回。

 

下記記事を書いた夜、つまりまだ夏休み後半戦。私はいきなり熱を。。。気管支が変だったのとカラ咳が出たので風邪か・・いや、マイコプラズマがうつったか~?と思ってました。

 

じっけんくん自身も先生から「あと一週間は休ませてください」と言われてたので、彼がいる中で~の母の発熱でぇ~~。(じっけんくんもまだ調子は悪かったものの4-5日で通常モードに・・)

 

三日目、まだ私の熱もさがらないので受診して検査。子どもの話し等をすると「多分マイコプラズマかなとも思うがまだわからない。一応それに効く抗生物質を出しておきましょう」ということだった。マイコだったら二~三日すれば熱もさがるだろうと。

 

発熱してから六日目、やっと平熱に。そして受診。うんいい感じだね~と言われ、おお!なおった~~!?やったー!!と思ったら、八日目にぶり返し?ました。

 

38度になり10日目。そのあたりから朝は平熱なのに昼38度台とか、一日の中で熱が出たりさがったり・・・。頭がものすごく痛く、肩が尋常じゃないほどこって、フラフラ。車運転できない~ということで、母仲間数名にメールを一斉送信でヘルプ。「マスクをしてるからお願いだから、たしゅけて~私を病院までのっけてって~」 んで、乗せてってもらいました。

 

検査の結果、マイコプラズマじゃなくて、炎症が肺の中で移動してるから、アレルギー性の肺炎でしょうと。。。とういことで抗生剤が変わりました。

 

じっけんくんは復活し、学童クラブ(夏休みバージョンの)に預けていたので、病院にタクシーを呼び、じっけんくんを拾って帰宅。

 

熱が下がったので明日は車の運転もできるかな~~?と思ったらまた夜発熱。んでフラフラ。

 

朝もはよから高熱で。。。親切な母仲間が「朝、じっけんくんは学童に乗せてってあげるよ~」と言ってくれ、学童クラブも「帰りは送迎しますよ~」と言ってくれて~~

ホント、人は一人ではなんにもできない。みんなに助けられながら生きていくものなのね・・としみじみ思いました。

 

・・で、その日。他の母仲間が心配してくれ・・・

 

「緊急に預けて休んだほうがいいよ。違う病院行ってみたほうがいいよ」などなど、いろいろ気づかってくれました。

 

そうこうしてるうちに、夕方学童さんがじっけんくんを送ってきてくれ、出迎えた私の様子を見て、「お父さんともさっき電話で話したんだけど、緊急一時にもし預けるようだったら、いろいろやれることは段取りしますんで」みたいな感じで言ってくれ・・ 父が帰ってくるまで、いったんまた学童で預かってもらえることになりました。

 

いったん家にあがったじっけんくん。さて、どういう反応するか?と思いつつ、「じっけんくん、また学童に行くけど、行ってもよい?」と言ったら「よい」と答えつつ、おやつ持参でリュックを持って再び素直にまた学童の車に乗っていってくれました。

 

そしてじっけんくんは緊急一時のショートステイへ行くことに。すると障害者センターが契約してるヘルパーさんの事業所で人が見つからないというのと、初日は慣れてる学童の職員さんのほうがいい?という、偶然のタイミング?で、なんと学童の職員さんがそのままじっけんくんとお泊りをしてくれました。本当にありがたかったし、安心だったです。。。

 

その後見てくれたヘルパーさんも、じっけんくんのことを知ってる方だったらしく(以前、1-2年前に、レスパイト(親の休息のためでまるまる実費=有料)で短時間何回か利用したことがあるのでそのときについてくれた方だったと思う)

 

それからセンターから学童にも通えました。学童は緊急時は一回500円で送迎してくれます。夏休みも残すところ1日。

 

私もきっと土曜日曜にはじっけんくんを引き取れるだろう・・・。

 

そう思ってた夜に、ひどいジンマシンが下半身全体を・・・痒くてたまらず夜中、受診。ステロイド剤を点滴して帰宅。

 

翌日の日中受診したときは、だいぶジンマシンもひいていたのでほっとしつつまた、熱も下がってきたので安心していたらば・・・午後からまたジンマシンが(号泣) 午後再び受診しステロイドを点滴。ところが、効かない!! 死ぬほど痒い。いいおばちゃんが久々に泣いたくらい(笑)また電話しても「来てもらっても施しようがない」と言われ・・・。絶望していたら、旦那が開業医の某皮膚科を探し、行って見ようと。

 

その皮膚科は私も以前かかったことのあるところだったので知っていたが、それを説明する余裕もなくただ車にのっかっていました。

開業医の皮膚科の先生は飲むステロイド剤と痒み止め、プラス塗り薬と漢方薬を出してくれました。

 

なんとか眠れ、少しはひいたんだけど、まだ他の場所にできはじめていた(泣)次の日は日曜日だし・・・。

 

日曜日の朝、少しだけ楽になった。なんと、朝にその皮膚科の先生から大丈夫かどうかの、お電話がありました。なんていい先生~~ 

 

それに、こんな状態でじっけんくんがいたら・・と思うと、やっぱり預けてよかった。そういうときって、自閉がどうのこうのというより、もう「雨・風しのげて危険じゃなくてご飯食べてくれてたら、どうにかなる」 とさえ思いました。

 

毎日のように旦那がセンターや学童の方に様子を聞いても、皆「落ち着いてます」という返事で助かった。

 

学校が始まり、じっけんくんはセンターの人が学校まで送ってくれ、帰りは学童クラブがセンターまで送ってくれるというのを五日間やり・・・。

 

先生もときおり電話をくれ、「落ち着いてますから大丈夫です」ということで学童でも同様の話しでした。

 

私を安心させるためにもしかしたらみんなウソを?(笑)とも思ったが、パターン人間でモード人間なじっけんくんは、すっかりセンター学校学童モードになったようでした。

 

学校が始まって二日目くらい、肺炎のほうの病院を受診。じんましんのいきさつを話すと(院外の皮膚科を受診したことも話す)、一応院内の皮膚科の先生に診てもらいましょうということで受診。

 

70才代後半くらいのお医者さんで、この先生が人の話しを聞かず・・・

いきなり「中毒疹だね。今飲んでる薬いっさい飲まないで。メンタルの薬も。漢方?漢方もダメだね。メンタルの方の先生にはお手紙を書いておきます。あと、解毒剤打ちましょう。」と・・・パキシルやめろってか?げ・・

解毒剤ってか??? 

 

しかし、すっかり弱ってる私はされるがまま。 んでも、パキシルいきなり自分の判断(つか皮膚科の判断)で切るのは怖すぎるので、メンタルの先生に電話すると、30分近く話しをした結果。「その先生の言うことは無視しようぜ」ということになりました(笑)

後日、メンタルの先生あての手紙の内容を聞き、びっくり。

 

「薬をやめるのはもちろん、今後一切薬を出しなさんな!」的なことらしかった。メンタルの先生、この手紙見るたびムカツクのよね!と(笑)

 

同じことを、開業医の皮膚科の先生にも伝えると、「80近いんでしょ?勉強してないんだよね。。。」ということだった。

患者ってのはそんなのわからないし、それでなくてもこっちは弱ってるのに、そんなことなんかにも振り回されてました。

 

じっけんくんが学校に行き始めて4~5日目には熱もすっかり出なくなってた。

 

土曜日、学童の遊びの会があり、それのお迎えに行くことで久々の対面。

 

じっけんくんの反応を見たら、ほとんどノーリアクションでした(笑)

 

しかし、私の車に乗ると、よく私たちがやってる意味の無い声の掛け合い遊びをしかけてきた。じっけんくん「さん、はい!」じっけんくんと私一緒に「ドッギューン!!」これの繰り返し(笑)

 

途中、関東地方に台風が上陸した。そのとき何度も旦那に「もう大丈夫だらから迎えに行こう」と言ったけど却下されました。

 

旦那も預けてる間はセンターに物を届けても、じっけんくんには会わずに来た。会うとじっけんくんが帰るのか帰らないのかどうか?と余計に不安になるから。

 

そういったことからも、落ちついてすごせたのかなと思います。

 

親が具合が悪くなったら、そういうところが利用できるのならば、寂しいかもわからないけど、勇気を出して預けるのもいいのかもわからないと思います。

下手な作文調ですみまへんでした~

ああ、それにしても健康って・・・・

 

素晴らしすぎますわ~~~!!!