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城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

様々な幸運の貝月山 21.1.25

2021-01-25 19:28:32 | 山登り
 岐阜に新しい風は吹かなかった。淀んだ「古い」風だけがさらに4年も吹き続けることになる。「保守」とは「変わらない」ということではない。急進的な改革は避ける一方で、漸進的な改革は行われるのが本来の「保守」というものだ。日本は変わらなければならない。しかし、誰もどうしたら良いのかわからない。例えば「少子化」というおそらく最大の問題の原因はわかっている(未婚率の上昇、生みたくても生めない環境)が、どう制度や社会のしくみを変えたら良いのかがわからないか、わかっても問題が大きすぎて変えられない。岐阜の人たちも岐阜が抱える問題を十分認識していない。そこで江崎さんにお願いしたい。もっと、岐阜が抱える問題を直視し、その対応策を具体的にしめして欲しい。そのための時間は十分ある。

 今日は3日降った雨がようやく止み、昨日のいやな雰囲気を吹き飛ばすかのような素晴らしい好天となった。いつものKさん、雪山デビューのMさんと3人でいつもの貝月山に出かけた。雨で随分雪が融けたが、日坂はまだ十分過ぎる雪が残っていた。登山口の貝月ゲレンデには、おじさんたちのグループも含めてそれぞれ特徴的な3組のパーティがいた。まずスノーシューの二人組(Kさんの知り合いだった、中でも男性のスノーシューは女性用で小さく軽い、あとから聞いたがワカンがわりだそうだ)、アイゼンとピッケルの三人組、そしておじさんたちワカングループ。今日の雪は連日の雨でかなり硬くなっている。そのため、このようなバラエティになったのだろう。

 貝月ゲレンデ

 おじさんを先頭にゲレンデを直登する。雪はしまっていてほとんど沈まないので、スノーシューよりもワカンの方が軽い分有利だろう。避難小屋への分岐点を過ぎて、登っていく。夏道を進んだり、あるいは尾根をそのまま登ったりする。小貝月が見えてくるとそこからはほとんど尾根通しに歩く。小貝月の手前の急登は左側に雪の斜面があり、少し緊張する。Mさんには右側の木があるそばを進むようアドバイス。ワカンの爪を利かせながら小気味よく登っていく。

 分岐 8:46

 雪の尾根1 9:29 右上 小貝月

 雪の尾根2 10:02 中央 小貝月

 登る方向右側には大展望が広がっている。まず、見つけたのは御岳、乗鞍、北アルプス、そして中央アルプス、恵那山も現れてきた。小貝月はそのピークを通るトレースがついている。
ここからの展望も素晴らしい。白山、能郷白山も見えてきた。小貝月から山頂へは一端下るのだが、トレースに従い下って行くと、山頂でなく見慣れぬ別の尾根が見えてきた。トレースはその先までついているようであったが、明らかに間違っている。少し引き返し、左手の方のトレースをたどっていく。やがて、山頂に達した。先行したスノーシュー組は既に昼食を終えたところだった。いつもの貝月山山頂の標識は雪の下だった。周囲はぐるり雪の山ばかり。無風の春のような陽気の中で昼食。いつまでもいたいという気持に別れを告げて下りにかかった。山頂から小貝月の稜線は貝月の中で最も好きな景色で、遠く光る伊勢湾を望むことができる。

 小貝月から貝月山頂 10:39

 小貝月 Kさんとおじさん(後ろ姿で良かった!!)

 小貝月から北アルプス、乗鞍

 山頂に到着 11:21

 山頂からの展望1 白山、その左が能郷白山

 山頂から展望2 伊吹山

 山頂から展望3 中央 蕎麦粒山

 小貝月への稜線 12:12

コースタイム 貝月ゲレンデ8:00→分岐8:46→山頂11:20~12:10→ゲレンデ14:15

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