シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の競技人口

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)日本シャンチー協会東京都本部がお届けします。

歴史が進むのをはばむことはできない

2021-04-04 | ニュース
今年1月に東京法務局への登記が完了した一般社団法人日本シャンチー協会に対して、いわれのない攻撃が加えられていることについて、事態を心配した多くの方からご質問が寄せられています。多くの皆さんがご心配いただいていることについて、心から感謝を申し上げます。この場をお借りして、皆さんからのご質問にお答えしたいと思います。

Q.一般社団法人日本シャンチー協会とこれまでの任意団体の関係について教えてください。

A.日本シャンチー協会は、日中国交正常化の翌年、1973年に日本将棋界の大山康晴十五世名人が、シャンチー(象棋)の持つ国際性に着目、シャンチーの競技組織の必要性を関係方面に説いて設立したのが起源です。この経緯から分かるように、日本と中国の国交が正常化され、二度と戦争を起こしてはならないという願い、志を込めて設立されたものでした。この志は、日本シャンチー協会が1992年にアジアシャンチー連合会(AXF)に加盟した後も引き継がれ、シャンチーのナショナルチームである「シャンチーチームジャパン」の強化合宿では、必ず1972年の国交正常化に際して発表された「日中共同声明」について学習する時間を設けていました。

日本シャンチー協会は設立以来、シャンチーとその競技団体が日本社会に認知されることを目標に掲げ、法人化を目指してきました。「任意団体」のままでは、法的には町の老人会のカラオケクラブと同じで、なんら保護を受けない団体だからです。2010年、日本のシャンチー選手が日本オリンピック委員会(JOC)から広州アジア競技大会に日本代表選手として派遣される際には、日本シャンチー協会所属ではなく、他の競技団体傘下の選手としてなら派遣を認めるという屈辱的な扱いを受けました。(それでも私たちは「アジア版オリンピック」であるアジア競技大会に日本からシャンチー選手を派遣するという実績を残す道を選びました。)シャンチーの競技団体を法人化することは、いわば創立以来48年間の宿願でした。それがこの1月に実現したのです。

任意団体と法人化された組織のいずれが進化した形態であるかは、少しでも合理的、論理的な考え方ができる人ならだれでも分かることです。「一般社団法人日本シャンチー協会」の旗が立てられた今、任意団体は既に周回遅れの旗となりました。任意団体の旗は「歴史博物館」入りがふさわしいと言えます。

Q.一般社団法人への移行に抵抗する勢力があるようですが?

A.先ほど申し上げましたとおり、一般社団法人は任意団体の進化した形態です。歴史は常に前進することを求めており、歴史の歯車を逆転させることはできません。しかし新しいものが生まれたときに、これに抵抗する守旧派が存在することも歴史の必然としてありうることです。それが短期に終わるのか、相当長期にわたるのか、歴史の前進の過程ではいずれもありえます。いずれにしても、河が滔々と東に流れて海に入るように、なんびとも歴史の前進をはばむことはできないのです。

Q.法的な関係はどのようになっていますか?

A.「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」には次のように明確に規定されています。

第7条 何人も、不正の目的をもって、他の一般社団法人又は一般財団法人であると誤認されるおそれのある名称又は商号を使用してはならない。

第344条 次のいずれかに該当する者は、20万円以下の過料に処する。
四 第7条第1項の規定に違反して、他の一般社団法人又は一般財団法人であると誤認されるおそれのある名称又は商号を使用した者

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