目立った言葉：「天（神）の王国はパン種のようです」

イエス・キリストは多くの例えを用い、群衆に神の王国の真理を証ししました。「天（神）の王国はからしの種粒のようです」と、教えられた後、別の例えを用い「天（神）の王国はパン種のようです」と、次のように教えられました（マタイ１３：３１、３３）。

　「イエスは彼ら（群衆）に別の例えを話された、「天（神）の王国はパン種のようです。女がそれを取って大枡三ばいの麦粉の中に隠したところ、やがて塊全体が発酵しました。」（マタイ１３：３３）。

　イエス・キリストは上記の聖句に示す通りに、「天（神）の王国」を、女が取って大枡三ばいの麦粉に混ぜるパン種に例えられました。やがてそのパン種は練り粉全体に広がることを教えました。皆様方もご承知の通り、少しのパン種で、少しの時間が経過すると小麦粉の練った塊全体に広がる様子について、そのように拡大する業は「天（神）の王国はパン種のようです」と、教えられました。ここでのパン種はイエスの真の追随者たちを表しています。

　さらに、マタイの福音書は次のように述べています。

　「イエスはこれらのすべてを例えで群衆に話された。実際、例えを用いないでは話そうとされなかった。それは預言者を通して、「わたしは例えをもって口を開き、世の基いが置かれて以来隠されてきた事柄を言い広める」と語られたことが成就するたっめであった」（マタイ１３：３４，３５）。

　イエス・キリストは、今までに地上に存在した最も偉大な人、偉大な教えて手であり、最も偉大なエホバの証人でした。イエスの真の追随者たち・真のクリスチャンたちは、イエスの残された手本に見倣って、２３９の国や地域で神の王国の良いたよりを証しのために宣べ伝えています（ペテロ第一２：２１．マタイ２４：１４；２８：１９，２０．ルカ４：４３；８：１．使徒２８：２３）。

　　　　　　　　　　　清純な　思い伝えし　百合の花　今日の一句

　　　　　　　　　　　　　　　　　　卓上の鉢植え「アッツザクラ」