詩編１１８編１０節～２０節には、蜜蜂のように邪悪な者に取り囲まれても、神エホバは避け所であり、神エホバ自らが救いを施してくださることが記されていました。さらに義なる者はエホバの門の中に入ることも記されていました。イエスが有名な山上の垂訓の中で教えられた通り、神の王国と神エホバの義をいつも第一に求める生き方をし、神エホバに義なる者として見いだされたいものです（マタイ６：３３）。今日紹介する詩編１１８編２１節～２９節には、神エホバは「わたしたちに光を与えてくださる」と記されています（詩編１１８：２７）。神エホバは天の光であられ、文字通りの光と霊的な光、つまりみ言葉の真理を与えてくださり、私たちを真の自由に導かれる方なのです（ヨハネ８：３２．ヤコブ１：１７）。人はだれでも闇より光を求めます。神エホバの言葉は通り道の光なのです（詩編１１９：１０５）。
詩編１１８編２１節～２９節には、下記のように記されています。皆様方はみ言葉からどのような宝を見いだされるでしょうか。
「２１ わたしはあなたをたたえます。あなたは
わたしに答えてくださり、
わたしの救いとなってくださったからです。
２２ 建築者たちの退けた石が
隅の頭となった。
２３ これ（隅石）はエホバご自身から出たものとなった。
それはわたしたちの目に
くすしいことである。
２４ これはエホバの設けられた日。
わたしたちはそれを喜び、
歓び楽しむ。
２５ ああ、どうか、エホバよ、救ってください。
お願いです！
２６ エホバのみ名によって来る方が
ほめたたえられるように。
わたしたちはエホバの家から
あなた方を祝福した。
２７ エホバは神たるものであり、
わたしたちに光を与えてくださる。
あなた方は祭りの行列を大枝で縛れ。
祭壇の角に至るまで。
２８ あなたはわたしの神たる者であり、
わたしはあなたをたたえます。
わたしの神 － わたしはあなたを
高めます。
２９ あなた方はエホバに感謝せよ。
神（エホバ）は善良な方だからである。
その愛ある親切は定めのない時にまで
及ぶからである」（詩編１１８：２１～２９）。
上の聖句の詩編１１８編２２節に記されている「建設者たちの退けた石が隅の頭となった」という預言の言葉を、イエス・キリストに適用し、使徒たちの活動の中に次のように記されています。「この方（イエス・キリスト）、「あなた方建築者たちにより取るに足りないものとして扱われたのに隅の頭となった石」です」（使徒４：１１）。神エホバの独り子が、人々の間に与えられたのはイエスの贖いの死によって救いを得るためであった、ことが記されています（ヨハネ３：１６．使徒４：１２）。ですから「隅の頭となった石」は「わたしたちの目にくすしい」と記されています（詩編１１８：２３）。詩編１１８編１９節には「あなた方はエホバに感謝せよ」と記され、その感謝すべき根拠を、神エホバは「善良な方」、「愛ある親切は定めのない時（永遠）にまで及ぶ」と記されています。そのような神エホバに私たちも深く感謝し、栄光と賛美を帰したいものです（啓示４：１１）。あなたもそのようになさる方々のお一人であれば幸いです。
春告げる ピンク逞し 雪割草 今日の一句
新潟の写真家の提供の「熱気球」
