イエス・キリストは有名な山上の垂訓の中で、ご自分に向かって「主よ、主よ」と言う者が天の王国、つまり神の王国に入るのではないことを次のように教えられました。イエスの教えを注意深くお読みくださり、神エホバのご意志を行っている真のクリスチャンは誰であるかを見分けてくだされば嬉しく思います。
「「わたし（イエス）に向かって、「主よ、主よ」と言う者が天の王国（神の王国）に入るのではなく、天におられるわたし（イエス）の父（エホバ神）のご意志を行う者が入るのです」」（マタイ７：２１）。
上の聖句に記されている通り、イエスに向かって「主よ、主よ」、あるいは、「主イエス様、主イエス様」と言う者が神の王国に入るのではないことを明確に教えられました。神の王国に入れる人は、神エホバのご意志を行う人であることを明らかにされました。
では神エホバのご意志とは何でしょうか。それはイエスが模範を示し伝道され、弟子たちに指示された、①神の王国の良いたよりの真理を全地で宣明することです（マタイ４：２３；２４：１４；１８：１９，２０．ルカ４：４３；８：１）。それは、神エホバの目的が、神の王国によって地上に成し遂げられるからです（ダニエル２：４４，４５．ペテロ第二３：１０～１３．啓示２１：４，５；２２：１，２）。②唯一まことの神エホバとそのみ子イエスに関する正確な知識を学び、取り入れ、かつイエスの贖いの死に信仰を働かせ永遠の命に至ることです（ヨハネ３：１６；１７：３．啓示２１：４）。③天の（神の）王国と神エホバの義をいつも第一に求めることです（マタイ６：３３）。④「心を込め、魂（命）を込め、力を込め、思いを込めてて、神エホバを愛すること」、と、「隣人を自分自身のように愛すること」です（マタイ２２：３７～３９．ルカ１０：２７）。⑤神エホバとみ子イエスが示された愛を身に着け、霊の実（神エホバから出る教えの実）を培い、朽ちる「肉の業」を退けることです（コリント第一１３：４～８．ガラテア５：１９～２３）。⑥戦いを学ばず、互いを愛し、平和を創り出すことです（イザヤ２：４．マタイ５：９．ヨハネ１３：３４）。⑦私たちが快い道、平安の道、命の道を歩ことです（箴言３：１７，１８．イザヤ４８：１７，１８）。⑧新しい人格を身に着け、他の人を築き上げる良い事を行い行ない続けることです（エフェソス４：２０～２４．２９）。⑨イエスの模範に見倣い、謙遜になり、神エホバに従順であることです（ペテロ第一２：２１．フィリピ２：５～８）。⑩神エホバのみ名を神聖にすることと神の王国を祈り求めることです（マタイ６：９，１０）。⑪イエスの教えられた「思慮深い人」として歩むことです（マタイ７：２４，２５）。⑫悪魔の策略にしっかり立ち向かうために、神エホバからの完全にそろった武具を装備し歩むことです（エフェソス６：１１～１８）。
このような神エホバのご意志を行っているクリスチャンは、エホバの証人のクリスチャンのみです（イザヤ４３：１０）。世界中でエホバの証人のクリスチャンを見分けることができます。あなたも神エホバのご意志を行う方々のお一人であれば幸いです。
暴風雨 蝶らはどこに 宿りしか 今日の一句
ランタナに来て忙しく羽ばたく「アゲハ蝶」
