しまくろ日記

野良猫から飼い猫の道を選んだ「まっくす」の思い出と、増殖するジニーファミリー。「日記」というほど更新出来てません(殴〉

二人の関係

2012年03月12日 00時01分56秒 | 日記
最近良く見かける若い猫。
我が家では「白い猫」と呼んでいます、
白猫ではありませんが体の大部分が白いから。
なにしろ我が家は、まっくすが「黒猫」で通ってしまう程のアバウトさなので大目に見てください…。

ある日の夜、外で猫の歌声がしたので見てみるとまっくすと白い猫がいました。


ケンカをしている様子は無く、どこか遊んでいるようにも見えます。
とは言うものの、仲良しにも見えません。


これ以上の接近は無く、白い猫は私を警戒して去ってしまいました。

残されたまっくすも追うわけでもなく、


水溜りの水を飲んでいました…。


二人の関係はまだ謎です。




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別離から一週間

2012年03月08日 10時09分21秒 | 日記
花太郎が虹の橋のたもとへ行って早くも一週間が過ぎました。


私達は膝の上が寂しくなりました。
あんなに人懐っこい子とはもう出会えないような気がします。

でも、猫たちは以前の生活が取り戻せたようで、


花太郎に貸していた(乗っ取られていた)部屋が戻ってきたまっくす、
コタツの中で伸びてくつろいでいます。


外猫のトラ太も、邪魔者を気にすることなく食事をできるようになりました。


人間に優しかった反面、縄張り意識は人一倍強かった花太郎。
まっくす達にとってはようやく落ち着いたというのが本音でしょう。
みんな仲良くして欲しいけど、
なかなか人間の思うようには動いてくれないのが猫社会ですね。



今日もお越し戴きありがとうございます。
春の使者(花粉)が飛び始めましたが、負けずに頑張ります。
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花太郎と過ごした日々

2012年03月02日 15時05分38秒 | 日記
昨年の春頃、我が家にご飯を食べに来るようになったサバ白の猫。
最初は見分けが付かなかったのですが、良く見ると3頭いました。
そのうち2頭が常連となりました。昨年秋に逝ってしまったシマ太と花太郎です。


昨年4月に撮った花太郎最初の写真。
いつも無言でご飯を待っていました。


目は瞬膜が出っぱなしで毛はボサボサ、
ブチャイクを絵に描いたような花太郎。
いびきにも似た鼻息で呼吸し、しばしばクシャミや激しい咳をする、
どう見ても健康とは思えない猫でした。


それでも野良の根性は健在、
ライバルのシマ太と出会えば決して逃げることはありませんでした。


シマ太と最大の違いは人懐っこいこと。
ご飯を食べてるときに少し体を撫でると、自ら頭をこすり付けてきました。


7月のある日、ご飯を食べに来た花太郎を撫でようと近くに座ったところ、
近づいてきた花太郎はするすると私の膝の上へ乗って毛繕いを始めました。
この日は暫くくつろいで帰っていったのですが、


秋の気配が濃くなってきた9月下旬、
ご飯を食べ終わった花太郎が、みいが使っていたベッドに入って寝ています。
この日から、我が家で夜を過ごすことが多くなりました。
そして、秋が終わる頃には完全に家族の一員に。

花太郎を迎えて最初にやりたかったのはシャンプー。
この頃の花太郎、撫でた時の手触りが異様にざらざらしていたのですが、
恐ろしいことに、虱などの卵がびっしりと毛に付いていた為でした。

元飼い猫ならば素直にシャンプーさせてくれるかと、淡い期待もしたのですが、
浴室に行こうとしたら、なんと脱衣所で早くも激しく抵抗!
嫌いな浴室の気配を感じたのでしょう。ある意味、飼い猫だった証です…。
結局は市販の薬と、抱かれているときに毛を(なるべく途中からちぎるように)抜いて、物理的に卵を減らす作戦に。
花太郎も嫌がることなく、年を越す頃にようやくフサフサの毛を取り戻すことが出来ました。


10月の半ば、後から住み着いたシマ太とも打ち解けた花太郎。
兄弟のようにくつろぐ姿を見ると本当に良かったと感じたものです。
ですが前記の通り、この時生活は一瞬で終わってしまいました。


花太郎はミルクが大好き、でも飲むのはとても下手でした…
お腹の調子を崩すので、その後ミルクは禁止に。


膝の上が大好きだった花太郎。
長女に抱かれている時はことのほか幸せそうでした。


2月28日の未明、布団の脇で丸まって寝ている花太郎。
これが最期の写真になりました。
一緒に寝た私は朝になっていつも通り出勤、花太郎も普通に起きて朝のお散歩に出かけました。

異変は午後、子供達が学校から帰ってからだそうです。
お散歩から帰って来た花太郎はいつものようにご飯を食べていましたが、
その直後、突然苦しみだして吐いてしまったそうです。
花太郎は苦しそうに隠れ場所を探し、子供達は必死になって花太郎を押さえ、段ボール箱の中に寝かせました。
その後勤めから帰った妻が病院に電話をしたものの休診日で繋がらず、直接連れて行きましたが先生は留守でした。
もっとも、この時すでに打つ手があったとは思えない状態だったようです。

年齢不詳なれど牙も半分抜け、若く無いことだけは確かな花太郎。
実は我が家に来たときから、腹水が溜まっている様子でお腹は不自然にパンパンでした。
病院に連れて行っても治療法は無いであろう状態の花太郎、
それならば、できる限り自由に生きさせてやろう、
まっくすには悪いけど、コタツの部屋は花太郎の縄張りにしてやろう、そう考えて付き合ってきました。
そうは言っても活発な花太郎を見ていると、すぐにどうこうと云うことは無いだろうと思っていました。

私達は、弱みを外に見せまいとする動物の本能を甘く見ていたのかも知れません。
末娘の誕生日、何の前触れも無く、
花太郎は飢えも苦しみも無い世界に突然旅立ってしまいました。
今、花太郎とシマ太は並んで、いつもくつろいでいた部屋の片隅で私達を見守ってくれています。




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