KAGURAファン必読の1冊!神楽童子「お神楽初恋巡演記」

かつて「デーリー東北」新聞で掲載され共感を呼んだ幻の書が待望の発刊!
若き神楽師の巡演の旅が今ここに鮮明に蘇る!

日本の心を染めている

2011年04月27日 | 日記
 みなさま余震がまだ続き、原発風評が横行してます。何か日本人の心が忘れ去られようとしていると感じるしだいです。避難に際し一本の手拭が一枚の風呂敷があればと思いました。また消防の半纏が一本の幟がこんなに心強く感じたことはありませんでした。今回は小江戸川越で半纏、暖簾、風呂敷など日本の心を染め続けてる井上染工場さまを紹介致します。また幟・旗・幕・手拭と神楽公演にも縁が深く昨年12月ブログでお神楽初恋巡演記を紹介してくれました。以下全文を掲載します。

「お神楽初恋巡演記」吉岡義三・著somecco (2010年12月 5日 13:32)


 神楽は、各地の神社などで見ることができ、民俗学的な価値がある。著者は岩手県軽米町にかつてあった「松ノ脇神楽」の神楽師で現在80歳。昭和20(1945)年代に、県北の各集落を仲間と旅しながら巡演してきた。著書は、当時を回想した記録で昭和の郷愁をよみがえらせる。
 1回の巡演は20日前後に及ぶ。雪道を歩いて隣の村の入り口では、ほら貝を吹いて一行の到着を知らせたことや、宿が取れない時の心細さなどを記述する。巡演先でおじいさんが、お神酒を飲みすぎて山に転落し助けてやったが、ずぶぬれになったなどの笑い話や、あちこちで女性に、もてたエピソードもつづる。
 巡演で温かく迎えてくれる心の交流も読みどころだ。「松ノ脇神楽」は現在、隣接する集落と一緒になり「沢田神楽」として残る。(ツーワンライフ出版\1000)以上原文のまま
大祖父」の跡を継ぐお父上の書いた記録を、一級建築士であるご長男の吉岡一男さんが、喜寿の祝に、本にまとめて出版されました。私はまだブログを読んだだけですが、昭和の初め頃の東北地方の風景が見えるようないい話です。また、吉岡家のルーツともいえる一大サーガ(数世代にわたる叙述史)であります。    http://blog.goo.ne.jp/juriyo_1955本はツーワンライフ出版 (紫波郡矢巾町高田第八地割141、電話019‐698‐2333)以上ありがとうございました。

 前回ブログで紹介した鶯神楽の問合せが数多くありました。不肖ですが被災地をおとづれ「お神楽初恋巡演記」の朗読会を企画してます。多くの方にお読み聞かせていただき忘れがちな日本の心呼び起こしてほしいと思います。神楽童子拝


鶯神楽ご存知ですか

2011年03月23日 | 日記
ウグイスカグラ(鶯神楽):赤花赤実6号ポット[早春の花木特集]
クリエーター情報なし
園芸ネット

 山地の林縁に見られる落葉低木で、樹高1m前後になります。春にピンク色の花を下垂します。果実は6月ころ赤くつややかに熟し、食用になります。さわやかな甘みがあり、小鳥も好みます。ウグイスノキ、あるいは赤実ハスカップとも呼ばれます。       学名:Lonicera gracilipes var.glabra   タイプ:スイカズラ科の耐寒性落葉低木   栽培適地:北海道南部以南   樹高:高さ1m   開花期:4~5月   結実期:5~6月   日照:日向むき   用途:庭植え

 東日本大地震から早くも10日あまり依然としてガソリン不足そして買い占めが続いてます。小生も徒歩と自転車そして僅かですが義援支援活動を微力ながら活動してます。建築技術者として宮古地区に新築中でした。奇跡的にも倒壊流出せず現存してました。床下浸水もなく敷地内に泥土とゴミだけでした。宮古地区の大工さん水道屋さん電気屋さんの安否確認でき安堵することができました。被災者のお気持ちを思いしばらくは継続工事は中止となりますが現存した要因を時期をみて公表したいと思います。
 さて鶯神楽の樹木があります。早春に咲く低木で桃色の花初夏には赤い果実になり小鳥が群集します。小生、被災地におもむき植樹してきます。日本は四季の花木が心の情緒を高める民族だとおもってます。 1本が100本に、100本が1000本に、1000本が10000本に植樹できれば幸いです。神楽童子拝

日本が壊れた!

2011年03月12日 | 日記
天変地異、驚くべき事がおきました。昨日15時頃突然グラグラときて思わずNZが脳裏にうかびました。信号が止まり車が渋滞。早くもコンビニ・スーパーには食料を求め人だかり。スタンドは停電で大渋 パトカーと消防車のサイレン!まるで日本沈没のワンシーン。三陸はあっという間に津波に襲われた。ライフラインもままならず安否情報も不確かです。神国日本いままでの不条理なツケがきたのかもしれません。災害にあった方々には心よりお見舞い申し上げます。早急に事態回復できればと願ってます。神楽童子


万事馬九由久

2011年03月06日 | 日記
日本大神楽事典
柳貴家 勝蔵
彩流社

この本を読めばあなたは神楽博士になれますよ。まずは一読お勧めします。

もりおかNPOブログにも紹介されました。
「お神楽初恋巡演記」のご案内
 岩手県出身の神楽師吉岡義三氏の巡演を記録した「お神楽初恋巡演記」のご案内をいたします。
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 軽米町の神楽師吉岡義三氏が65年間にも及ぶ神楽のお話をまとめた「お神楽初恋巡演記」をツーワンライフ社から出版されました。
 著者は小学校3年生のとき、祖父に連れられ初めて見た神楽の面白さに魅せられました。以来神楽が町にやってくると後について歩き、15歳の時に神楽師を志します。神楽師になった筆者は、地方を巡演、家々をまわり松ノ脇神楽の太夫として舞い踊りました。
 「軽米ものがたり」を収録したほかに神楽用語と巡演コースそして、歴代神楽師と演目・狂言の解説も加えた「お神楽初恋巡演記」を昨年の10月から発売しています。
 皆さん、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
■著者
吉岡 義三氏

■発行人
吉岡 一男氏

■発行所
ツーワンライフ出版 
定価1000円(税込み)

詳細については、下記よりご覧いただけます。
http://blog.goo.ne.jp/juriyo_1955
タイトル写真は美女と野獣じゃなく馬です。万事ウマくゆけばいいですね。神楽童子拝

神楽本の紹介です

2011年03月02日 | 日記
神楽と出会う本
三上 敏視
アルテスパブリッシング

商品の説明
内容紹介
日本の祭り・芸能は神楽から始まった!
毎年全国の神楽を見て歩き、その数70という著者が書き下ろした、初の総合的な神楽案内がついに登場!
日本の代表的な神楽25ヵ所をレポートした神楽紀行と、神楽の起源や構造、音楽、舞、アートなどを解説したパートの2本立てにより、神楽の魅力を明らかにしていきます。貴重な写真も満載!
身近な祭り、芸能でありながら案外知らないことの多い神楽を、日本文化のルーツとしてとらえた画期的なガイドブックです。

著者は細野晴臣とも活動をともにしているミュージシャンで、別冊太陽『お神楽』の構成・執筆者。多摩美術大芸術人類学研究所特別研究員などを務めています。

人類学者・中沢新一氏推薦!
著者について
三上敏視(みかみ・としみ)
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。多摩美術大学美術学部非常勤講師、同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。
細野晴臣の環太平洋モンゴロイドユニットや東京シャイネスに参加するほか、自身のユニットMICABOXで神楽のビートを活かした独自の音楽を追究している。
2001年に別冊太陽『お神楽』の構成・執筆を手がける。1953年愛知県生まれ。
 今回は日本全国の神楽を見て歩いた三上先生の著書を紹介しました。音楽家ならわの感性で鋭く
神楽を描写してます。日本文化のルーツは神楽といっても過言ではないだろう。神楽童子拝