2月22日はニャン、ニャンニャンということで猫の日ということらしいのですが、この日がトトの命日になってしましました。
お腹に腫瘍ができてから1年3カ月。
そのお腹のできものは日に日に大きくなってトトの命を蝕んでいきました。
でも、トトは案外平気でいつものようにご飯をたべては昼寝の繰り返し。ちょっと昼寝の時間が長くなったくらいで、何の変化もなく暮らしていました。
変化が現れたのは先週の初めで、だんだんご飯を食べなくなってきました。そのうちにトイレの中に入ることができなくなっていき、近くまで行って漏らすという未だかつてない状況に・・・・・・・・・・・・
食べなくなったのは便秘のせいもあるのかと、これを改善したらまた元気にご飯を食べてくれるに違いないといつもの動物病院に連れていくと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもの優しい女医さんは、トトの体温を計りました。
すると、「体温がだいぶ下がってきているのでいつ死んでもおかしくない状態です。」と言われました。
がっかりしつつも、点滴を受けて帰ってきたらまた元気になっているのでちょっと
期待を持っていたのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水を飲みたいようで、近くまで行くのですがジッと水の入れ物を見つめているだけ。すっかり飲みかたを忘れてしまっているようなのです。それで病院からもらってきたスポイトで飲ませてみると少しだけペロペロして飲み込んでいるようです。
律義にトイレまでよたよたと歩いていくのですが、その途中で漏らしてしまうので、新聞紙を長く敷きつめました。
そのうちにスポイトの水も受け付けなくなって寝たきり状態に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ついに22日の土曜日の午後4時過ぎには、何の反応もなくなってしまいました。
動物病院の女医さんは「猫の22歳と言えば、人間では100歳以上。天寿を全うしたと言える。」と言っていたのですが、やはり家族の一員だったので失った喪失感はとても大きくて寂しさは耐えがたいもの。
日曜日はお葬式も終え、今は小さな骨壷に入ってしまったトトです。
元気だったころ、庭でくつろぐトト。芝生がとても大好きでした。