notation

インプット

2005-07-07 01:25:47 | iPod
で、壊れたiPodが帰ってきたらすぐに転送できるようにiTunesのライブラリを再構築中です。
そのために外付けHD買ってきました。
「人間は失敗からしか学習できない生き物だ」という誰かの言葉が旨に刺さります。

手持ちCDのエンコードはさておき、収集しまくった音楽ファイルの数々。
猛烈な収集癖と整理バカのため、アーティスト・アルバムやらの曲情報をほぼ完璧に整理していました。
ダウンロードしたファイルはほぼ無茶苦茶な情報です。
「不明なアーティスト」は許さない。
それがどんなにマイナーなアニメソングであろうと歌い手の名前は探し出す。
インターネットは凄いです。痛感しました。分からなければレーベル(ほぼコロムビア)に電話することも辞さず。
「その間違った情報、待った!」の日々でした。
1つのソースにだけ頼るのではなく、比較検証の演繹法で正確な情報を識別する重要さも学びました。
いつかiPodPhoto(現行品では全部カラーでiPodに名称統一)に買い換える日のためにジャケを登録していくのも楽しかった。
この情報達が記録されているID3タグというものが音楽ファイルにはあるのですが、どうやらそれもほぼ消えてしまった様です。登録前のダウンロードした素の状態のファイルが山のようにあります。
それをまた再登録。

この作業の無意味さは本人が最も良く理解しています。
それについては難癖付けないでください。自我が崩壊しかねません。
楽しいんです。


話はズレますが、情報社会(死語)への移行について常に思うことは「余計に忙しくなった」ということです。
自分が有る程度歳をとって仕事もそうなってきたというのもありますが、どちらかと言えば自宅にいる時間の方が忙しいです。やりたいことが山ほど有る。
上記の音楽ファイルの整理もありますし、それと平行して聞きたい音楽のリストアップ&ダウンロード。全部聞く暇なんてありません。
友達とも遊ぶし、ビデオも観るし、漫画も読むし、酒も飲むし、最近エロいことしてないですが。
歩いている時間にシャッフルで聞いて気になった音楽の詳細情報を近場にあるパソコンで検索。それからまた聴きたい音楽が増える。
レコード屋に行けば最新の音楽達が山のように。
仕事とそれにまつわる人間関係にだけ集中できる会社の中が一番穏やかかもしれません。

個人でそれら情報を管理するのは結局脳。
脳内で整理する代わりをパソコンが行ってくれるのですが「ユラっとしててグイグイ来るの。フルート入ってて。」的なリクエストにはまだまだ応えてくれません。正確な情報を与えて初めて正確すぎるリクエストに応えてくれます。
しかし、「今、コレ聴きたい」に呼応できるインターフェースが出来上がってしまうと好き嫌いなんて無くなっちゃいますね。

以前、山下達郎氏が「僕が持っているレコードやCDのクレジットを一言一句間違いなくデータベースに登録してくれたらいくらかかるか分からない。払っても良いけど、多分無理。」なんてことを言っていました。
どれだけ持っているのか見当も付きませんが私はやりたくありません。あ、ちょっと観たいですけど。

何かに与える情報はその本人の意志によって入力されるのがよろしいかと。

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2 コメント

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Unknown (ヒラ)
2005-07-07 14:39:12
大変だったね……。

ウチにある音源だったらいくらでも提供するよ。

jurakyからもらったやつもあるしね。

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Unknown (juraky)
2005-07-08 00:59:23
>>ヒラ

近々提供してもらいにいくかも。

でも、あげたのってほぼ手持ちCDのヤツだな。

ありがとう。
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