終わったわけでもないけれども、夏のピークタイムの全てを仕事に費やし、休みゼロ。
おかげで随分メガネ焼け(ロケ焼け)もしました。
1ヶ月ぶりに1日だけ休みが取れてもやったことと言えば、突然液晶が死んでしまったGR Digitalの修理に行き、夕方からはビールを飲みながら土いじり。
とうことで、昼前に起きて、新横浜のリコーのサービスセンターに行き、修理を申し込んできた訳なんですが、基本即日修理で可能とのこと。早いじゃないか。
私のGRDをいじりながら担当者がブツブツとなにやら唱えつついじっています。
「多分、サブ基盤が逝っているっぽいから交換します。2時間後にまた来てください」とのこと。
担当者のカメラをいじる姿勢が営業的ではなく、そのカメラが好きで、どうして壊れたのか?ということを探るようにさわっている。この姿勢にもの凄く好感を持ちました。
約束の2時間後に受け取りに伺えば、どうやら修理が未完。
聞けば、サブ基盤は交換したものの、通常は壊れないはずのパーツが壊れていたため、原因究明のため詳細な検査をしているとのこと。
邪推すれば「技術担当の昼飯が長くて間に合わなかった」のかもしれません。
しかし、ここはリコーを信じます。
イラっときたところに、「貸出機を用意いたします」とのこと。
この「当日に治すことができなければ代替機を貸し出す」という姿勢に感心しました。
わざわざサービスセンターに持ち込む者の気持ちを分かっています。
写真を趣味とする者にとって、カメラを取り上げられるのは相当なストレスです。
たとえ、3日間一度もファインダーを覗かない日があったとしても、いつ被写体に巡り会えるか分からない。
ちなみに、私が壊したのは8/20夕方の原宿。
視界を覆うような大きな入道雲が北東の空にそびえ立つ様を押さえようと、運転しつつ露光を調整したとき。
こんなことやってると近々死ぬので決して真似しないでください。
ちなみに、このエントリの画像がGRD仮死直前の写真です。
私は、大きな入道雲に出会うたびに「竜の巣だ!(「天空の城ラピュタ」より)」と、一人でわくわくしてます。
写真好きの会社なんだなぁ。
浮気して便利なFujiのコンデジに買い換えようと思っていましたが、作っている会社の姿勢を目の当たりにしてやっぱり使い続けようと思いました。
社員の一人が会社を代表していた最良の例だと思います。
とは言うものの、TC-1のデジタル出ないかなぁ、と思う日々です。
ソニーから出たら買わないけど。