恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

けがをした恐竜

2012-08-18 08:07:41 | Weblog
「けがをした恐竜」は2010年2月に発刊されました。ティラノサウルスのお母さんがけがをしました。
でも家族全員で介護にあたり、やがてお母さんのけががなおっていくという、「絆」をテーマにした
ストーリーです。
アメリカで発掘された巨大なメスのティラノサウルス「スー」の後ろ足には、生前骨折してまた治っ
た跡が発見されました。私はそのけがの痕跡を間近に見て、「歩けないのに飢え死にせず、どう
して生きのびることができたのだろう?」と疑問を持ちました。そしてスーが再び歩けるほどに回復
できたのは、家族による手厚い介護があったからではないだろうか。と推測しました。(この絵本
は平成23年度の厚労省児童福祉文化財に選ばれました。)
※本日8月18日(土)朝9時半~のYBS山梨放送「週末仕掛け人:週末エンタメランキング:夏休み
親子で読みたい絵本」で、親子の絆をテーマにして、この絵本を紹介してくださるそうです。
山梨県の方、ぜひご覧くださいね。
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