老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

2007年への期待

2006-12-30 09:04:02 | Weblog
 2006年も残すところあと2日になった。色々の問題が次々に発生して、関係者はそれなりの努力をされたと思うが、実感として前進して明るい将来の展望が拓けてきたと感ずる事が出来ないのはざんねんである。
 この原因は多くの対策が場当たりてきであり、傷口に絆創膏を貼ってごまかして行くようなもので、基本的治療方針が見えないから、進行方向がゴルフで言えばOBの方向かも知れないと云う不安感、改革すれども山の彼方に必ずしも幸せがあると限らない焦燥感があるからではないか?
 矢張り国のヴィジオンを明確にして、その方向に向かい一致団結とは言わないが決まった事には従う、決まる前には大いに論議を尽くす民主主義の原点に立ち返る必要があると思う。
 政治は来年夏の参議院選挙に的を絞って、今日的な受けを野党も狙うようでは困ったものである。
 例えば少子高齢化問題でも出生率が0.02%見込みと狂ったから年金は将来もらえなくなるなどと煽るからいけないので、出生率がその程度変動しても年金基金
は上手く運用して充分資金を予定以上に増やしているのであり、また海外からの労働者の入国の方が人口減を上回っているのである。
 問題は矮小な国土で80%が山岳地帯のこの日本の適正人口は幾らかの論議がなしに、出生率を補助金などを出して上げて(?)人口が増えてもいずれはまたこの方達も老齢化して同じ問題を引き起こすので、問題の先送りに過ぎないのである。
 適正人口を周知を集めて検討し、その上で日本が美しい国として、世界から尊敬されて行くには、どのようなセグメントの事業を伸ばして行くべきか、そのための教育はどうあるべきか、エネルギー多消費型でない事業は何か?国家のセキュリテ-上必要な最低限の事業はどこか等々検討して指針を国民に明示するのが、官邸主導型の審議会ですべきで、スキャンダルなどで前進しないようでは、国民は初夢も見れないのではないか。juntaro

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