老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

国旗掲揚と国歌斉唱問題

2006-09-22 20:42:32 | Weblog
 日の丸掲揚と君が代を学校で強制することについて、東京地裁は反対の見解をだした。当然高裁に控訴されるであろうが、東京、横浜などの地裁は必ずこの種問題については何時も反対を表明するのは、何故であろう。
 高裁に控訴されるとまともな判断が出る場合が多いが、時間と経費のロスが大きい。
 日の丸については我々老人にとっては戦中の記憶が蘇り、日の丸の旗と歓呼の声に送られて出征した多くの人々や還らざる人々を思い出すので、必ずしも単純に有難くない想いもあるが、日出る国のシンボルとして思いあがりも忘れられない。
 君が代は恐らく戦後世代がマジョリテーを占める今日メロデーは別として歌詞を理解できる人は殆ど居ないのではないか。君が代が天皇の世であるならば、象徴天皇に戦後の位置づけがなった現在意味が薄れてきていると言はざるを得ない。
 国歌や国旗を大切にする事は世界中何処の国も教育しており、愛国心や強い国家を目指しているのが当たり前であり、全く異論はないが、少なくとも国歌の歌詞は誰でもが喜んで口ずさめるように改めるべきではなかろうか。
 国歌の斉唱以前の問題として、全国民に親しめる歌詞の作成に勤めてもらいたいのは私のみではなかろう。国歌斉唱可否以前の問題と思う。juntaro

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