老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

ドジョウに騙されるな

2011-09-04 20:16:21 | Weblog
 野田新総理は(ドジョウ)を使って国民の同感を得て内閣支持率も菅政権のときと略同じような60%前後の支持率を得たようだ。
また10分、1,000円の床屋で散髪したり、人気集めの行動が目立つ。
 今回の様に増税反対派を除くすべての会派から入閣させて挙党一致内閣を目指しているが、本当に可能であろうか。
 東芝の再建を果たしたり、臨調で国鉄を民営化した土光敏夫さんの真似をしているようだが、土光さんも朝7時から出勤したり、工場のトイレ掃除をしたとか、夕飯に目刺しを食べて贅を戒めたとか、もはや伝説的に伝えられているが、果たして東芝の将来あるべき姿に言及したことがあるか、経団連会長の実績も将来の目標に付いて語ったことはない。
 もしあれば、こんにちの日本の産業は多消費型エネルギー蚕業から、ソフト、金融、サービス等に主力が移っていなければならない。
野田総理も当面お復興対策のみに熱心で、日本の進むべき方向などに言及されていない。ゴルフで言えば今の方向はOBno方向かもしれない。
 日本の方向が定か出なくて脱原発や自然エネルギーのことをしょりしても、40年後に日本の総人口が9千万人を切り、製造業が海外展開してしまえば、エネルギーの需給は問題でなくなるのである。
 土光さんの目刺しは吸収大村湾のもので、我々が近所のスーパーで買う鯛よりも高価な代物なのです。
野田総理の決断すべき外交、防衛等この失われた数年の間に山積した問題をどう切り崩すかお手並みも拝見しないうちに支持率をたかめたり、マスコミが一転して褒めちぎるのはチト早すぎるのではないか。
 千円で10分床屋を済ませるより、国民はゆったりした床屋で国家ねんの計を図ってくれる総理を期待しているのである。JUNTARO