老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

観光日本

2005-11-05 21:03:26 | Weblog
海外に出かける日本人は年間2千万人だが、海外からの観光客は5百万人に過ぎない。最近欧州から友人夫妻を迎えてその理由が判った。世界遺産に知床が追加されたり日本も受け入れ対策を至急強化しなければならない。
飛騨の最高級と云われるホテルでも館内の案内はすべて日本語、洋食を食べてメニューに日,英、仏が書いてあっても間違いだらけで、例えば甘鯛はhorseheadとあり誤訳を指摘しても辞書に書いてあったと言うのみである。
世界遺産に登録されている白川郷を案内出来る観光ガイドは皆無であり、どこの施設も英語の案内は出来ないとの事、これでは学校教育が非難されても致し方ないし、観光ガイドの資格を取らないとガイドになれない規定もブレイキになっているようだ。
さらにJRなども地域分割により払い戻しや変更も一箇所の緑の窓口では出来なかったり民営化のマイナス面も現れている。また欧州では10日間JR乗り放題などの切符も出しているのに日本では発売されないなどサービス精神不足も甚だしい。
今や団塊の世代も定年に達しているが、海外駐在経験者も多くおり、これらの熟年者の活用をもっと検討すべきで、老人からの増税しか考えの及ばないのは残念の極みである。juntaro