眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

はやとちり

2019-07-31 04:58:00 | 【創作note】
廃れた街角の
おしゃれなカフェが
大きなテーブルを貸してくれる

家の中にいると
思い詰めてしまうけれど
見知らぬテーブルの上に
マイpomeraを置けば
自分のやるべきことが
自然と思い出される

「あの人150超えてるんだって」
たどり着いたここは長寿の町だ

天井から吊り下がったランプ
倉庫だった頃の面影に
謎を秘めたオブジェが並ぶ
後ろ向きのピエロ
ブリキのミニバイク
巨大なホラ貝
直立した招き猫
シロップ漬けの食虫植物
グッドデイと雨粒の落書き
壁に貼られたカードに犬の似顔絵

もしかしてWi-Fiが?


やっぱりただの犬か……

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