眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

泥棒

2011-09-22 02:22:44 | ショートピース
泥棒と叫ぶ人の声があいつの背中に貼り付いて、一際光り輝いているため、どこにも逃げることが出来なかった。光は、不滅の生命力を持って長い時を経てもあり続け、それを闇の中に沈めるためには、誰かが運んでくる新しい知らせが必要だったのに。あいつは依然、泥棒として光っている。#twnovel

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